目標と推進状況

大成建設では、DE&I推進の取り組みを開始して以来、「数値目標の設定」を施策の軸の一つと位置付け、達成状況や効果の検証と改善のPDCAを繰り返してきました。
計画達成後も次のレベルを目指して、取り組みをさらに前進させていきます。

大成建設DE&Iをあらわす数字

5つの数値目標

1.新卒採用に占める女性の割合

2024年実績
2024年実績は25%です。
2030年目標
2030年目標は30%です。

2.女性管理職比率※2015年比

2024年実績

早期達成

10.3

2024年7月1日時点

2025年目標

10倍以上

2015年度の39名から、2024年度は402名となり10.3倍で前倒しで目標達成となりました。

3.女性技術職社員比率

2023年実績

11.3%

2024年3月末時点

2030年目標

15%以上

2023年度は877名で11.3%でした。このうち作業所で働く女性社員は2015年度の110名から2023年度の200名と増加しています。

4.男性の育児休業取得率

2023年実績

2017年度対象者以降5年連続達成

2023年実績は100%です。

2016年以降の男性育休取得者数は1,800人を超えています。

5.男性の育児休業日数(平均)

目標値

14

2023年実績

達成

17.3

2022年度は11.6日、2023年度は17.3日でした。

人財

従業員数

8,720

2024年3月末時点

働きがいとダイバーシティ

採用人数

新卒

428

キャリア

107


新卒採用は、以下の属性を含む

  • 男性

    319

    女性

    109

  • 外国籍

    10

  • 障がい者

    11

2024年度
(キャリアは2023年度の通年採用数)

平均勤続年数

男性

18.6

女性

15.2

2023年度

離職率

自己都合退職

1.8%

2023年度

女性社員比率

女性は全社員の20%を占めています。

2023年度

年齢層別割合

20代は全体の19.2%、30代は21.5%、40代は19.1%、50代以上は40.2%を占めています。

2023年度

雇用形態別割合

正規雇用は全体の86.4%、非正規雇用は13.6%を占めています。

2023年度

採用における男女別の競争倍率

総合職の採用における競争倍率は女性が1.85倍、男性が1.9倍です。専任職では女性が2.41倍、男性が3.03倍です。

2023年度

男女別の採用10年後の継続雇用割合比率

総合職の採用10年後の継続雇用割合比率は女性が55.6%、男性が77.3%です。専任職では女性が73.3%、男性が86%です。

2023年度

男女別の再雇用・キャリア採用実績

ジョブリターン採用

男性

0

女性

10

2023年度

キャリア採用

男性

84

女性

30

2023年度

男女別の職種/雇用形態の流動性

職種転換実績

男性

86

女性

82

2021~2023年度

雇用形態転換実績

男性

31

女性

62

2021~2023年度

障がいのある人の雇用率の推移

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社員のうち障がいのある人の割合は以下の通りです。2018年は2.33%、2019年は2.35%、2020年は2.20%、21年は2.27%、2022年は2.35%、2023年は2.57%です。

2018年度~2023年度

働きやすさ

  • 一月あたりの
    平均残業時間

    2023年度

    35.5時間

  • 年次有給休暇の
    取得率

    2023年度

    58.3%

  • 時短勤務利用者

    2023年度

    累計163

  • 両立支援フレックス
    制度利用者

    2018年~2023年度

    累計79

  • 節目休暇
    取得率

    2023年度

    72.5%

    • 工事作業所で働く
      社員を対象とした休暇
  • リフレッシュ休暇
    取得率

    2023年度

    83.5%

    • 勤続の節目を迎えた
      社員を対象とした休暇
  • 女性の健康相談
    利用者数

    2022年度~2023年度

    累計280

ダイバーシティとジェンダーギャップ

係長級女性比率

係長級の女性比率は全係長級の22.1%です。

2024年度

管理職女性比率

管理職の女性比率は全管理職の7.4%です。

2024年度

役員女性比率

役員の女性比率は全役員の16.7%です。

2024年度

女性管理職推移

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女性管理職数と比率は共に2018年度から2024年度まで増加し続けています。女性管理職数は2018年度で167人でしたが、2024年度には402名まで増加しています。女性管理職比率は2018年度では3.2%でしたが、2024年度には7.4%まで増加しています。

2018年度~2024年度

男性の賃金に対する女性の賃金の割合

  • 正規

    男性

    100%

    女性

    58.0%

  • 非正規

    男性

    100%

    女性

    57.9%

2023年度

育児休業取得率

  • 男性

    100%

  • 女性

    100%

2023年度

男女の育休復職率

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2018年度から2023年度まで男性の育休復職率は連続して100%を達成しています。女性は2018年から2022年度まで100%には数%届いていませんでしたが、2023年度には100%を達成しました。

2018年度~2023年度

「男性を巻き込む」ジェンダー機会均等の実現への取り組み

  • 上司(男性管理職)
    研修

    2024年3月時点

    延べ参加者

    1,200名超

  • 夫婦で参加する
    両立支援セミナー

    2024年3月時点

    延べ参加者

    350

  • 男性の
    育児休業取得者

    2024年3月時点

    延べ取得者

    1,800名超

  • 介護支援セミナー

    2024年3月時点

    延べ参加者

    2,900名超

教育と研修

  • 能力開発にかかる
    延べ研修時間

    2023年度

    563,353
    時間

  • 総研修金額

    2023年度

    711,362
    千円

社員のエンゲージメント向上

  • エンゲージメント
    サーベイスコア

    2024年6月時点

    BB 53.2

    (半期に1回実施)

  • 経営幹部と社員の
    意見交換会

    2024年3月時点

    90名・
    640

    (2024年度は約370回・
    2,000名を予定)

Message

DE&IからDEIBに向けて

大成建設では、多様な人財が活躍することのできる環境の実現に向け、これまで人事制度の拡充や風土醸成に幅広く取り組んできました。
さらに将来、社員一人ひとりが働く場所や時間等にとらわれず、自分に合った働き方を自由に選べるようになると、個々の活躍の可能性が広がる一方、組織としての一体感が希薄になってしまうリスクもあります。そこで、社員それぞれが多様な働き方を実現しつつも「大成建設の一員である」と感じられる環境作りが重要になると考えています。
DE&Iから一歩先のDEIBを見据え、社員のBelonging(ビロンギング=組織の一員としての存在意義を感じられること、帰属意識)を高める施策にも積極的に取り組んでいきます。