
目標と推進状況
大成建設では、DE&I推進の取り組みを開始して以来、「数値目標の設定」を施策の軸の一つと位置付け、達成状況や効果の検証と改善のPDCAを繰り返してきました。
計画達成後も次のレベルを目指して、取り組みをさらに前進させていきます。
大成建設DE&Iをあらわす数字
5つの数値目標
1.新卒採用に占める女性の割合


2.女性管理職比率※2015年比
早期達成
10.3倍
2024年7月1日時点
10倍以上
2015年度の39名から、2024年度は402名となり10.3倍で前倒しで目標達成となりました。
3.女性技術職社員比率
11.3%
2024年3月末時点
15%以上
2023年度は877名で11.3%でした。このうち作業所で働く女性社員は2015年度の110名から2023年度の200名と増加しています。
4.男性の育児休業取得率
2017年度対象者以降5年連続達成

2016年以降の男性育休取得者数は1,800人を超えています。
5.男性の育児休業日数(平均)
14日
達成
17.3日
2022年度は11.6日、2023年度は17.3日でした。
人財
従業員数
8,720人
2024年3月末時点
働きがいとダイバーシティ
採用人数
新卒
428人
キャリア
107人
新卒採用は、以下の属性を含む
-
男性
319人
女性
109人
-
外国籍
10人
-
障がい者
11人
2024年度
(キャリアは2023年度の通年採用数)
平均勤続年数
男性
18.6年
女性
15.2年
2023年度
離職率
自己都合退職
1.8%
2023年度
女性社員比率

2023年度
年齢層別割合

2023年度
雇用形態別割合

2023年度
採用における男女別の競争倍率

2023年度
男女別の採用10年後の継続雇用割合比率

2023年度
男女別の再雇用・キャリア採用実績
ジョブリターン採用

男性
0人
女性
10人
2023年度
キャリア採用

男性
84人
女性
30人
2023年度
男女別の職種/雇用形態の流動性
職種転換実績

男性
86人
女性
82人
2021~2023年度
雇用形態転換実績

男性
31人
女性
62人
2021~2023年度
障がいのある人の雇用率の推移

2018年度~2023年度
働きやすさ
-
一月あたりの
平均残業時間2023年度35.5時間
-
年次有給休暇の
取得率2023年度58.3%
-
時短勤務利用者
2023年度累計163名
-
両立支援フレックス
制度利用者2018年~2023年度累計79名
-
節目休暇※
取得率2023年度72.5%
- ※工事作業所で働く
社員を対象とした休暇
- ※
-
リフレッシュ休暇※
取得率2023年度83.5%
- ※勤続の節目を迎えた
社員を対象とした休暇
- ※
-
女性の健康相談
利用者数2022年度~2023年度累計280名
ダイバーシティとジェンダーギャップ
係長級女性比率

2024年度
管理職女性比率

2024年度
役員女性比率

2024年度
女性管理職推移

2018年度~2024年度
男性の賃金に対する女性の賃金の割合
-
正規
男性
100%
女性
58.0%
-
非正規
男性
100%
女性
57.9%
2023年度
育児休業取得率
-
男性
100%
-
女性
100%
2023年度
男女の育休復職率

2018年度~2023年度
「男性を巻き込む」ジェンダー機会均等の実現への取り組み
-
上司(男性管理職)
研修2024年3月時点延べ参加者
1,200名超
-
夫婦で参加する
両立支援セミナー2024年3月時点延べ参加者
350組
-
男性の
育児休業取得者2024年3月時点延べ取得者
1,800名超
-
介護支援セミナー
2024年3月時点延べ参加者
2,900名超
教育と研修
-
能力開発にかかる
延べ研修時間2023年度563,353
時間 -
総研修金額
2023年度711,362
千円
社員のエンゲージメント向上
-
エンゲージメント
サーベイスコア2024年6月時点BB 53.2
(半期に1回実施)
-
経営幹部と社員の
意見交換会2024年3月時点90名・
640名(2024年度は約370回・
2,000名を予定)
Message
DE&IからDEIBに向けて
大成建設では、多様な人財が活躍することのできる環境の実現に向け、これまで人事制度の拡充や風土醸成に幅広く取り組んできました。
さらに将来、社員一人ひとりが働く場所や時間等にとらわれず、自分に合った働き方を自由に選べるようになると、個々の活躍の可能性が広がる一方、組織としての一体感が希薄になってしまうリスクもあります。そこで、社員それぞれが多様な働き方を実現しつつも「大成建設の一員である」と感じられる環境作りが重要になると考えています。
DE&Iから一歩先のDEIBを見据え、社員のBelonging(ビロンギング=組織の一員としての存在意義を感じられること、帰属意識)を高める施策にも積極的に取り組んでいきます。