当社の相談体制、ハラスメントへの対応について
大成建設グループは、「人がいきいきとする環境を創造する」というグループ理念のもと、グループ行動指針において「基本的人権・多様性の尊重」を掲げ、人権尊重のための取り組みを推進しています。
様々な相談や報告、問い合わせなどの対応を目的とした窓口を設置し、社員が安心して活躍することのできる職場環境の実現を目指しています。

相談体制
従業員が安心して通報・相談できる窓口を設けています。
相談窓口

ダイバーシティ関連
相談窓口
多様な属性の社員の活躍支援に関する以下の事項について相談することができます。
- 女性社員、外国籍社員、障がいのある社員等の活躍支援に関する相談
- 育児、介護中の従業員の働き方に関する相談
- LGBTQに関する相談

LGBTQ社外相談窓口
(アウトジャパン)
外部の専門家と契約し社外相談窓口を設け、当事者だけでなく上司や同僚も相談することを可能にしています。社内で知られることなく匿名で相談できる体制を整えることで、社員の心理的安全性を確保しています。
相談例
- アウティング、SOGI(性的指向・性自認)ハラスメントについて
- LGBTQ当事者の部下を持つ上司の対応
- カミングアウトされたときの対応について 他

EAP(従業員支援プログラム)相談窓口
従業員、家族の心の健康に関することを相談することができます。
- ※窓口は、社内と社外に設置しており、社外窓口への相談は、事前の予約が必要となります。

ファミワンプラス
女性の健康課題を中心に、以下のような心身の健康に関する項目について、SNSを活用して、専門家にチャット・オンライン通話で相談することができるサービスです。
社員とその家族は、性別を問わず利用することができます。
- 不妊治療
- 女性特有の悩み(月経、更年期症状)
- メンタルヘルス 他幅広く相談可

人事相談窓口
人事に関する以下の事項について相談することができます。
- 人事制度、評価、待遇、退職
- 職場環境
- 人権
- ハラスメント など

勤務報告ホットライン
労働時間の適切な把握ができるよう、社員からの勤務報告に関する相談を受け付けています。

企業倫理ヘルプライン(内部通報窓口)
コンプライアンス問題全般に関する内部通報窓口で、ハラスメントについての相談も受け付けています。
違反行為なのかわからない・通報するとどうなるか等を「相談」することもできます。
窓口は、社内と社外(弁護士事務所)に設置しており、匿名による通報も受け付けています。
ハラスメント対応について
ハラスメント相談窓口の設置のみならず、ハラスメントの予防や再発防止のための研修も行っています。
アンガーマネジメントやコーチングなどの研修を通して、ハラスメントをおこさないよう、各従業員に働きかけています。
ハラスメント防止に関する取り組み

作業所長を対象としたハラスメント予防研修
全国の作業所長を対象として、パワーハラスメントの基礎知識やハラスメントにならない指導方法、各自が取り組むアンガーマネジメントなどをテーマとした研修を実施しています。座学だけではなく、個人ワークやグループワークなどを交えた実務的な内容の研修です。
ハラスメント再発防止研修
パワーハラスメント行為者に対して、ペナルティを課す目的ではなく、今後の行動変容を期待するメッセージとして、再発防止研修を実施しています。パワーハラスメントに至った自身の行動の振り返りや、アンガーマネジメントの方法、部下の指導方法(コーチング)などをテーマとしています。


被害者に対するケアプログラム
ハラスメント被害者に対する安全配慮の一環として、本人が希望する場合に外部のカウンセラーからカウンセリングを受けられるプログラムを設けています。カウンセラーはハラスメント案件の評価をするのではなく、被害者の感情に寄り添うためのカウンセリングを行います。
相談窓口

ハラスメント相談窓口
(本社・支店)
ハラスメント関連は、「企業倫理ヘルプライン」や「人事相談窓口」でも相談できますが、各本部・支店にも相談窓口を設置しています。
- 本社:各本部人事管理担当室
- 支店:管理部管理(総務)室