リリース

ロボットとの協働による建築生産の未来構想「T-TerminalX」を公表

-203X年に向けた建築現場の未来イメージを社内外に発信-

2024年11月5日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、「生産プロセスのDX」の一環として、これまで開発を進めてきた施工支援ロボットや特殊構法技術について、203X年へ向けた具体的な活用方法を「T-TerminalX」構想として、社内外に向けて発信します。

 当社は、これまでDX標準基盤として「T-BasisX」の開発を進めてまいりました。また、様々な特殊構法技術やロボット開発も並行して実施してきました。(下記リスト参照)
 これら特殊構法技術や開発ロボットの具体的な活用展開のイメージと、今後の開発への具体的な取り組みの未来像を、「T-BasisX」とともに当社の建設DXの基盤構想となる「T-TerminalX」としてまとめました。

※下記が、「T-TerminalX」構想を構成する固有開発技術となります。

【関連開発技術】

【関連特殊構法】

  • 超高層建物環境配慮型閉鎖解体構法「テコレップシステム」
  • 超高層建物全天候型自動化施工構法「テコアップシステム」
  • 噴射型アスベスト特殊除去工法「T-ジェット工法」
  • 自動制御溶接ロボット工法

【T-TerminalXイメージ動画主要キャスト】

T-TerminalXイメージ動画主要キャスト
T-DriveX「ラピュ-」「カルックス」
T-DriveX「ラピュ-」「カルックス」
erminalX階(ロボット拠点)「アームスタンド」「Dシャフト」
TerminalX階(ロボット拠点)
「アームスタンド」「Dシャフト」

 当社は、上記のような開発技術をベースに、今後の新しい開発への取り組みも合わせ「T-TerminalX」構想のイメージ動画を『ロボットとの協働による建築生産の未来 T-TerminalX構想~大規模超高層事務所ビル編~』と題し制作しました。本動画は、203X年の未来にロボットと人が協働して、それぞれの能力をいかんなく発揮し、安全で生産性の高い建設作業を協働して進める世界をイメージしています。

 今後、当社は、生産プロセスのDXを具体化するビジネスモデルの一つとして、203X年の建築生産のあり方を示した本構想の実現に向けて、様々な技術開発への取り組みを加速させてまいります。

DX認定
  • DX認定とは「情報処理の促進に関する法律」に基づき、「デジタルガバナンス・コード」の基本的事項に対応する企業を国が認定する制度です。

動画内にはキャプション等の説明を記載しておりません。
別添サマリーをご一読いただき、ご視聴ください。

イメージ動画サマリー[PDF:213KB]