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T-CleanXシリーズに自律型床洗浄ロボット「KIRAMECLEAN」を採用し、建設現場に初適用

-3種類の清掃ロボットにより、建設現場での清掃作業の更なる効率化と省人化を実現-

2024年7月8日
大成建設株式会社
ケルヒャー ジャパン株式会社

 大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、ケルヒャー ジャパン社(社長:大前勝己)の床洗浄ロボット「KIRA B 50」を、建設現場に初めて導入しました。本ロボットは水を使用しながらブラシで洗浄を行うタイプの洗浄ロボットです。今回「KIRAMECLEAN」と愛称をつけ、2023年に当社が開発した2種類の清掃ロボット「T-CleanXシリーズ」※1に当該機種を加え、この3種類の清掃ロボットのラインナップで建設現場における清掃作業の更なる効率化と省人化を実現します。

 現在、普及している家庭用やオフィス用のロボット掃除機は、工事進捗により常に状況が変化する建設現場への適用が困難であり、また、物流施設のような床面積の広い建設現場での清掃作業は手間と時間がかかり大きな課題となっていました。
 そこで当社は、世界最大手の清掃機器メーカーであるケルヒャー ジャパン社が販売する床洗浄ロボット「KIRA B 50」に着目し物流施設において実証を行った結果、当該機種が高い洗浄能力と清掃品質に加え、簡易な操作性を有することを確認しました。

 今後当社は「T-CleanXシリーズ」を継続的に実証運用し、清掃ロボットを用途によって使い分け・連携させることで、建設現場における清掃作業の効率化を進めてまいります。
 また「KIRA B 50」販売元であるケルヒャー ジャパン社と建設現場での活用状況などの情報交換と連携を強化し、建設現場へのロボットの普及・展開を促進してまいります。

T-CleanXシリーズのラインナップに採用した「KIRAMECLEAN」
T-CleanXシリーズのラインナップに採用した「KIRAMECLEAN」

 「KIRA B 50」の特長は以下の通りです。

  1. 1

    高い洗浄能力と清掃品質
    サイドブラシにより汚れを中央に取り込み、本体下部のローラーブラシで除塵作業と洗浄作業を同時に行い、安全かつ効率的な清掃を実現。

  2. 2

    シンプルな操作性
    高性能情報処理による2種類のマッピング方法の採用により、洗浄ルートの設定・編集やロボット操作を容易に行うことが可能。

  3. 3

    高度な自律性
    オプションの機器を設置することにより、ロボットの給水・排水・充電を自動的に処理することが可能となり、自律での清掃範囲を拡大することが可能。