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建設現場のCO2排出量を自動・高精度に計測・集計するシステム「T-CARBON/Watch®」を機能更新

-建設発生土・燃料データとの連携強化により、集計の自動化と精度向上を実現-

2026年1月7日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、建設現場で発生するCO2排出量を計測・集計する社内システム「T-CARBON/Watch®」※1の機能を拡張しました。当社が開発した「建設発生土管理システム」※2および外部サービス「TansoMiru 燃料」(株式会社リバスタ)※3とのデータ連携により、CO2排出量の自動計測・集計範囲拡大による精度向上を実現します。

 建設事業で発生するCO2のサプライチェーン排出量※4のうち、自社の事業活動による排出(スコープ1+2)は、建設現場での発生が大部分を占めており、その排出実態を正確かつタイムリーに把握することは、カーボンニュートラル社会の実現に向けた重要な課題です。
 しかし、建設現場では多様な建設機械・車両・重機が稼働しており、燃料の種類や購入先、使用状況も現場ごとに異なるため、集計には多くの時間と労力を要していました。
 当社はこの課題に対応するために、機械・重機情報や燃料購入情報等の社内外データを連携し、自動でCO2排出量を計測・集計する社内システム「T-CARBON/Watch®」を開発し、2023年度から国内の全ての建設現場に展開しています。

 今回、「T-CARBON/Watch®」の新たな機能として「建設発生土管理システム」と外部サービス「TansoMiru 燃料」とのデータ連携を追加しました。
 これにより、建設発生土の運搬車両に起因するCO2排出量や、新たな燃料供給事業者の給油情報を自動的に取り込むことができるようになりました。
 これら二つのデータ連携機能追加により、建設現場におけるCO2排出量集計の自動化がより一層進むことで、精度の高いCO2排出量データの把握が可能となります。

 今後も当社は、建設事業全体のサプライチェーン排出量の低減を通じて、カーボンニュートラル社会の実現に貢献するとともに、環境負荷低減と生産性向上を両立する「サステナブルな建設現場」の実現を目指してまいります。

図1 T-CARBON/Watch®の概要
図1 T-CARBON/Watch®の概要
  1. ※1

    AIによる建設現場のCO2排出量計測・集計システムの開発に着手
    https://www.taisei.co.jp/about_us/wn/2021/210909_8453.html

  2. ※2

    建設現場から排出される建設発生土量および処分先の管理機能、現場間の有効利用を促進するためのマッチング機能を有するシステム

  3. ※3

    建設業界初!リバスタ、建設現場の購買燃料データを基にCO2排出量を効率的に算定する「TansoMiru 燃料」を提供開始
    https://www.rvsta.co.jp/news/20251204/

  4. ※4

    サプライチェーン排出量全般 | グリーン・バリューチェーンプラットフォーム | 環境省
    https://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/gvc/estimate.html