汎用型スチールメジャーの後継機種「くるくるメジャーPro」を開発・製品化
2025年3月25日
大成建設株式会社
大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、新潟精機株式会社(社長:五十嵐利行)と共同で、2020年度のGood Design賞Best100を受賞した汎用型スチールメジャー「くるくるメジャー(商品名:スパイラルメジャー)」の後継機種となる、「くるくるメジャーPro(商品名:スパイラルメジャー クイック)」を開発し、この度、製品化しました。
「くるくるメジャーPro」は、2020年に製品化した小型・最軽量の汎用型スチールメジャー「くるくるメジャー」の機能を進化させた製品です。本製品は、配筋写真などの撮影に用いる標準ツールのほか、土木工事で使用される「測量用アルミスタッフ」の代用品など幅広い用途への活用が期待されています。本製品は2025年秋に新潟精機より一般販売を予定しています。
「くるくるメジャーPro」の主な特長は以下の通りです。
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テープのリデザインにより視認性を向上
メジャーのテープ幅を19mmから30mmに拡大し、視認性を大幅に向上させることで、配筋写真などの撮影において目盛りがさらに見やすく使いやすくなりました。このデザイン変更により、標尺を交差させた計測専用の「クロスロッド」とほぼ同等の視認性を実現し、多数の建設現場での利用が期待されます。 - 2
スライダー形状へのリデザインにより安定性を向上
テープの強度向上に伴い、丸まったテープを引き延ばして固定するスライダー形状を見直すとともにストッパーを新設することで、テープの収納と使用時の安定性を確保しました。これにより、使いやすさが大幅に向上しています。 - 3
本体を小型・軽量化し、カラーバリエーションを充実
本体は、テープ長2,100mm、重量122gと前機種と同様に本体の小型・軽量を維持しつつ、6色のパステルカラーバリエーションを取り揃え、利用者のニーズに応えます。
今後、当社と新潟精機は、「くるくるメジャーPro」および「くるくるメジャー」の建設業従事者への更なる普及を図るとともに、建設現場での撮影・計測などの作業効率向上に貢献してまいります。
【参考資料】



