2025年1月30日
大成建設株式会社

　大成建設株式会社（社長：相川善郎）は、災害時の復旧活動の拠点として、作業従事者の移動、滞在を可能にするキャンピングカー形式の「移動式復旧拠点」を導入し、災害復旧活動の対応強化に向けた取り組みを開始します。

　近年、巨大地震だけでなく気候変動に伴う局地的豪雨や、これらによる浸水・土砂災害等、自然災害が激甚化・頻発化しています。当社は社会基盤を支える総合建設会社として「事業継続計画（BCP）」等に基づき、被災地における復旧活動を行ってきましたが、円滑な復旧活動を行うにあたり、作業従事者の移動手段と滞在先や通信手段、衛生設備の確保などが課題となっていました。
　そこで当社ではこれらの諸課題を解決するため、移動手段と宿泊設備・トイレ・デスクワークスペースを確保したキャンピングカー形式の「移動式復旧拠点」（図１参照）を導入し、以下の機能を追加することで対応力強化を図り、より効果的な復旧活動を実施していきます。

　キャンピングカー形式の「移動式復旧拠点」の特長は以下の通りです。

　当社は、これまで蓄積した様々な建設技術とノウハウを活かし、災害発生時の応急対応はもとより、恒久復旧時の課題解決や地域の防災・減災に貢献できるよう取り組んでまいります。