お知らせ

技術の共創・実証推進拠点をシンガポールに開設

-日本と東南アジアを結び、最先端技術の社会実装を加速-

2025年10月29日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、当社のイノベーション活動※1の新たな拠点を2025年10月よりシンガポールに開設しました。新拠点では、まず初めに当社R&D部門の技術職社員2名が常駐し、現地スタートアップや研究機関との共創活動を推進します。東南アジアと日本をつなぐハブとして、革新的な技術開発を加速し、東南アジア地域での事業拡大と最先端技術の技術実証・社会実装を目指します。

 当社は、中長期事業戦略※2において、東南アジア地域を最重要市場の一つに位置付けています。特にシンガポールは、東南アジア地域の技術・ビジネスの中心地であり、国内外の企業・大学との産学連携が盛んなため、新拠点として選定しました。ここでは、以下のような活動を通じて行う技術開発および共創活動によりイノベーションを推進し、事業の付加価値を創出するという役割を担います。

  • 日本の優れた建設技術を現地に展開し、東南アジア地域での実施プロジェクトに貢献
  • 現地ニーズや先端技術を的確かつ迅速に把握
  • スタートアップ・企業・大学・研究機関との連携を深化

 新拠点では、以下の4領域のテーマに重点的に取り組みます。

  1. 1

    建設現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)

  2. 2

    カーボンニュートラル・サステナブル技術の開発

  3. 3

    BIM・CIM等技術を活用した建物管理・エリアマネジメント

  4. 4

    新たな都市づくり・都市インフラに関する共創活動

 今後当社は、これまで国内外で培ってきた豊富な経験と技術力に基づき、シンガポールから東南アジア全域へとイノベーションの拡大を図り、国際的な技術共創力を強化し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

常駐する当社R&D部門の技術職社員

■新拠点所在地:60 Paya Lebar Road, #04-43 Paya Lebar Square, Singapore 409051