お知らせ

TAISEI事業構想プロジェクト研究を開始

-新規事業創出と人財育成を両輪で推進-

2025年10月14日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、【TAISEI VISION 2030】に掲げる「新規事業創出」と「人財育成」の両輪とする戦略を加速させるため、2025年8月から「TAISEI事業構想プロジェクト研究(以下「本研究」)」を始動しました。

 本研究は、中期経営計画(2024–2026)の柱である「新規事業創出支援プログラム」を具体化するものであり、社会に新しい価値を提供すると同時に、次世代を担うイノベーション人財の育成を目指します。

【プロジェクト内容】

 本研究は、学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学と連携して行う実践型の教育プログラムとして展開されます。豊富な経験を持つ専門家を講師に迎え、選抜された社員12名が1年間かけてフィールドリサーチや定例研究会への参加を通じて、社会課題や新規ビジネスの可能性を多角的に探究します。最終的には、少なくとも1件以上の新規事業構想計画を策定し、実現可能なビジネスへと結び付けていきます。

【想定される効果】

 本研究で、合計12件以上の新規事業構想を創出する予定です。既存事業の延長にとどまらない新規領域の開拓を加速させるとともに、社員が構想力・企画力を磨くことで、自律的に行動するカルチャーを醸成します。
 挑戦を通じて社員の「働きがい」を高めると同時に、人的資本への投資を拡充し、次世代のイノベーション人財を育成します。

【今後の展開】

 研究成果は、社内組織での概念実証(PoC)やケーススタディへ展開し、全社的な新規事業開発・人財育成の基盤とします。さらに、本研究で得られた知見は、自社で行うイノベーション研修等にフィードバックし、全社員へ展開予定です。

 今後も当社は、本研究を通じ、社会課題の解決と持続的成長の双方を実現してまいります。