「エディオンピースウイング広島(広島サッカースタジアム)」「古平町複合施設 かなえーる」、「京丹波町役場新庁舎」が 日建連表彰2025・第66回BCS賞を受賞
2025年9月26日
大成建設株式会社
大成建設株式会社(社長:相川善郎)が設計・施工を担当した「エディオンピースウイング広島(広島サッカースタジアム)」、「古平町複合施設 かなえーる」、施工を担当した「京丹波町役場新庁舎」が、日建連表彰2025第66回BCS賞※1を受賞しました。
この賞は1960年に創設され、わが国の良好な建築資産の創出を図り、文化の進展と地球環境保全に寄与することを目的に毎年、国内の優秀な建築作品に贈られる賞です。
各施設の特長は以下の通りです。
「エディオンピースウイング広島」(発注者:広島市 2023年12月竣工)
平和記念公園から伸びる「平和の軸線」上に建てられ、まちに開かれた回遊型スタジアムパークです。国際平和都市広島の新しいシンボルとして造形化した大屋根「平和の翼」が演出する浮遊感は、周辺環境やまちなみに溶け込むことで開放感がありつつ、包み込まれるようなスタジアム空間を創出しています。

「古平町複合施設 かなえーる」(発注者:北海道古平郡古平町2022年2月竣工)
北海道内で最初に“ゼロカーボンシティ”宣言を行った古平町のZEB Ready※2複合公共施設です。眺望の良い高台に、木立をイメージして建てられた新しいまちのシンボルは、輻射暖房機構を持つ外壁に包まれた開放性の高い吹き抜け空間により、冬の厳しさから町民を守りつつ交流とにぎわいを育んでいます。

「京丹波町役場新庁舎」(発注者:京丹波町、設計者:香山建築研究所 2021年8月竣工)
地場産材の活用と木材関連産業の振興を目的として、町内で調達・製材できる木材で組柱などの開発を行い、伝統的な木造の形態や架構を継承した大規模木造として、居心地のよいタウンホールを実現しています。

今後も当社は環境に配慮した社会の実現を目指し、様々な技術の開発を進めるとともに、発注者のニーズに合致した施設提案に積極的に取り組んでまいります。
- ※1
日建連表彰BCS賞HP(日本建設業連合会):https://www.nikkenren.com/kenchiku/bcs/
- ※2
ZEB Ready:https://www.taisei-techsolu.jp/zeb.html