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環境教育の一環として、東京都あきる野市立一の谷小学校で出前授業を実施

-海洋プラスチックと葦(よし)を活用したワークショップを通じて資源循環を学ぶ-

2025年7月17日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、東京都あきる野市立一の谷小学校にて、環境教育の一環として出前授業を実施しました。本授業では、2025年大阪・関西万博における当社の環境貢献活動への取り組みを紹介し、海洋プラスチックや葦(よし)を活用したワークショップを通じて、児童の皆さんに資源循環への理解を深めていただきました。

 当社は、2025年大阪・関西万博EXPOアリーナへ「うみクル」※1を出展提供しております。ここでは、外装材に長崎県対馬の海岸で回収したプラスチックをアップサイクルした素材や、葦原で不要となった葦を再利用した床材を採用しています。本出前授業では、「うみクル」での取り組みを紹介したうえで、以下のワークショップを実施しました。

  1. 1海洋プラスチック・キーホルダー制作体験(写真1)

    粉砕された様々な色の海洋プラスチックを魚の型に流し込み、熱を加えたプレス機で固める「世界に一つだけのキーホルダー」を作成する体験を通じて、プラスチックが海辺に打ち上げられている現状と、ごみ削減やリユースの大切さを学んでいただきました。

  2. 2ミャクミャク・パネル制作体験(写真2)

    葦チップを貼り付けたパネルに、万博公式キャラクターのミャクミャクを絵の具で自由に描くことで、不要なものが新たな価値を持つアップサイクルの面白さを体験していただきました。

 当日は、万博公式キャラクターのミャクミャクがスペシャルゲストとして登場し、その可愛らしい姿に児童のみなさんは大いに盛り上がり、笑顔と歓声が会場を包みました。授業の締めくくりには、制作した作品とともに記念撮影を行い、思い出深いひとときを共有しました。

 今後も当社は、未来を担う子どもたちへの環境教育に継続的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

左:写真1 海洋プラスチックを使用したオリジナルキーホルダー作り、右:写真2 葦チップを使用したミャクミャクパネル作り
写真3 ミャクミャクとの集合写真
  1. ※1

    大阪・関西万博のEXPOアリーナ「物販施設」「うみクル」
    海洋プラスチックを収集・アップサイクルした外装材を用いた物販施設。
    大成建設社員による「拾う」活動から、資源循環と環境意識向上を目指しています。
    https://www.taisei.co.jp/about_us/wn/assets_cms/pdf/2024080904_1.pdf