「大成建設グループ次世代技術研究所の森林(もり)づくり」を開始
2025年2月28日
大成建設株式会社
大成建設株式会社(社長:相川 善郎)は、2025年2月、埼玉県(知事:大野 元裕)と株式会社ウッディーコイケ(社長:小池 文喜)と3者で、「埼玉県森林(もり)づくり協定※1」を締結しました。
本協定締結に伴い、「大成建設グループ次世代技術研究所」(埼玉県幸手市)において使用した秩父産スギ(木材使用量:約619m3)の伐採跡地の内、約0.15ヘクタールに約500本の植樹と5年間の下刈りの取り組みを実施します。
2023年2月にも同協定を締結しており、今回の協定は、前回締結した植林地に隣接する新たな場所への植林活動であり、埼玉県における継続的な森林づくり活動となります。


当該活動は、埼玉県で開催される「第75回 全国植樹祭 埼玉2025」に関連した「応援事業」として位置付けられる予定であり、また、建物材料として使用した木材の伐採地での植林活動は、全国的にみても、先進的な取り組みです。
大成建設グループ次世代技術研究所が位置する幸手市民にも植林活動に参加していただくことを検討しており、自治体、林業者、施工者、市民が連携し、都市部と森林を繋げる活動を行うことで、持続的に森林を活用する社会の実現へ貢献します。
現在、CO2排出量の増加に起因する気候変動は、自然災害等を頻発、激甚化させ、自然環境や人々の生活に多大なる影響を与えています。当社は「人がいきいきとする環境を創造する」という理念のもと、人々が安全・安心に暮らせる社会基盤及び自然環境の整備を通じて世の中に貢献するとともに、植林活動を通じて、地域を活性化させ、気候変動によるリスクを軽減する取り組みを積極的に推進しております。
今後当社は、今回の取り組みを継続的な「森林を対象としたサーキュラーエコノミー」活動の一環と位置づけ、今後とも全国各地において地域の特性にあった地産地消の木材利用サイクルを提案・構築してまいります。

- ※1
埼玉県森林づくり協定:
・埼玉県民共有の財産である森林を守り育てるため、森林づくり活動を行う
・企業や団体、活動場所を提供する市町村等及び活動を支援する三者が協定を結び、協力して森林づくりを行うもので、現在までに59の協定が締結されている