お知らせ

人事制度改定について

【TAISEI VISION 2030】の実現を目的として2025年4月より順次実施

2025年2月18日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、中長期的に目指す姿【TAISEI VISION 2030】※1で掲げる人的資本投資の一環として、2025年4月より順次、人事制度の改定を実施します。

 当社を取り巻く環境は、建設技術者をはじめとする人財の獲得競争の激化や、時間外労働の上限規制の適用、転勤に対する社員の考え方の変化など、大きく様変わりしており、その対応が課題となっています。これらの課題の解決に向け、人件費については「コスト」ではなく「投資」という意識の転換が、人事制度についても「働きやすさ」「働きがい」につながるよう変革が必要であるという観点に立ち、【TAISEI VISION 2030】において経営の基本方針(人的資本)を定めています。

 この経営の基本方針(人的資本)では、人財が競争力の源泉であることを認識し、必要な施策をスピーディーに実行することを念頭に、社員のエンゲージメント向上に向けて能力を最大限に発揮できる環境の整備や、当社グループの持続的成長を支えるための人的資本投資を拡充、身体的・精神的・社会的な健康と幸福感(ウェルビーイング)および多様なキャリアパスを実現することを掲げています。

 今回の人事制度の改定では、【TAISEI VISION 2030】の実現を目的として、以下の施策を実施します。

  1. 1等級制度
    • 役割等級制度の導入を通じた自律的で多様なキャリアパスの実現
    • 各事業分野の中核人財、将来の経営を担う人財の獲得と育成
  2. 2定年延長
    • 60歳から65歳へ定年年齢の引き上げによる社員が長く安心して働ける環境の整備
  3. 3勤務地選択制度の導入
    • ライフプランに合わせた柔軟な働き方の実現
  4. 4評価制度
    • 社員の能力開発、人財育成に資する評価制度の整備
  5. 5給与制度
    • 人財への投資の拡大
    • 転勤に伴う手当の拡充