お知らせサステナビリティ

「サステナビリティファイナンス・フレームワーク」を策定

-「グリーン」「ソーシャル」「ブルー」のプロジェクトに対応-

2024年5月13日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、環境課題や社会課題の解決を推進する資金調達手段として、「サステナビリティファイナンス・フレームワーク(以下、本フレームワーク)」を策定しました。

 本フレームワークは、環境課題・社会課題の解決に貢献する事業に調達資金を充当する「サステナビリティファイナンス」に対応しており、再生可能エネルギーへの投資や技術開発、ZEB・省エネルギーに関する技術開発等のグリーンプロジェクト、担い手不足対策に関する省人化・自動化を推進するための技術開発等のソーシャルプロジェクトに加え、洋上風力発電に関する技術開発や投資、ゼロウォータービルの実現に向けた技術に関する投資等のブループロジェクトを適格プロジェクトとして設定しています。

 また、本フレームワークは、国際資本市場協会(ICMA)が定める「グリーンボンド原則2021」、「ソーシャルボンド原則2023」、「サステナビリティボンドガイドライン2021」およびローン・マーケット・アソシエーション(LMA)等が定める「グリーンローン原則2023」「ソーシャルローン原則2023」などの各種原則・ガイドライン(以下、諸原則)に基づき策定しました。諸原則との適合性については、第三者評価機関である株式会社日本格付研究所(以下、JCR)より、「JCRサステナビリティファイナンス・フレームワーク評価」の最上位である「SU1(F)」の評価を取得しています。また、ストラクチャリング・エージェント※1としてみずほ証券株式会社からフレームワーク策定等の支援を受けております。

 今後当社は、本フレームワークの活用による環境課題・社会課題の解決を通して、人々が豊かで文化的に暮らせるレジリエントな社会づくりに貢献してまいります。

  1. ※1ストラクチャリング・エージェント
    サステナビリティファイナンスフレームワークの策定およびセカンドオピニオン取得の助言などを通じて、グリーンボンド等の発行支援を行う者のこと