「オフィスビル『大宮サウスゲート』増築プロジェクト」着工に関するお知らせ
2024年1月16日
大成建設株式会社
大成建設株式会社(社長:相川 善郎)は、新都心プロパティー特定目的会社(以下「SPC」)を通じて取得したオフィスビル「大宮サウスゲート」(埼玉県さいたま市中央区新都心)の増築工事に本日着手いたしましたのでお知らせいたします。
本プロジェクトは、ラサール不動産投資顧問株式会社(代表取締役社長兼CEO:奥村 邦彦)が設立したSPCにより既存棟を取得し、隣接した敷地に地上12階建のオフィスビルを増築するものです。
2007年6月竣工の既存棟は、JR「さいたま新都心」駅より徒歩約6分に位置し、主要幹線道路、首都高速道路、東北・関越自動車道へのアクセスが良好な交通利便性を備えた立地となっております。また、さいたま新都心エリアでは希少なCASBEE Aランク※1を取得した環境性能の高いオフィスビルです。
今般、増築棟を計画するにあたっては増築棟のZEB Oriented※2相当の実現およびCASBEE Sランク取得による環境配慮を目指す他、災害時の事業継続性の確保、基準階約500坪の無柱執務空間の実現、駐車場の需要が高い立地の特性を踏まえ駐車場の多数設置によるテナントの利便性の向上等を目指します。

事業主 |
新都心プロパティー特定目的会社 |
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所在地(住居表示) |
埼玉県さいたま市中央区新都心7-2 |
敷地面積(公簿) | 1,1032.91m2 |
主要用途 |
事務所 |
延床面積 |
29,930.68m2 |
構造 |
鉄骨造一部CFT・SRC造 地下1階・地上12階・塔屋1階建 |
設計者 |
大成建設株式会社 一級建築士事務所他 |
施工者 |
大成建設株式会社 関東支店 |
着工時期 |
2024年1月 |
竣工時期(予定) |
2025年秋頃 |
- 魅力ある執務空間
- 奥行20mの執務空間
- ゆとりある天井高2800mm
- 開放感のあるフルハイトサッシ
- 環境への配慮
- ZEB Oriented相当の実現目標
- CASBEE Sランクを取得目標
- 事業継続性の確保
- 停電時、共用部は72時間の電源供給・テナント貸室へは72時間27VA/m2程度の電力供給
- 災害時の3日分の汚水槽及び受水槽を確保
- 快適なオフィスビル
- 開放感のある2層吹抜のエントランス
- 屋上にリフレッシュスペースを設置
- 駐車場の需要が高い立地の特性を踏まえ、駐車場を多数設置(482台)
【位置図】
- JR「さいたま新都心」駅より徒歩約6分、都心まで30分圏内
- 主要幹線道路、首都高速道路、東北・関越自動車道へのアクセス良好

所在地(住居表示) |
埼玉県さいたま市中央区新都心7-2 |
---|---|
敷地面積(公簿) | 1,1032.91m2 |
延床面積(公簿) |
17,893.48m2 |
構造 |
鉄骨造陸屋根10階建 |
建築時期 |
2007年6月 |

- ※1
「CASBEE」(建築環境総合性能評価システム)は、建築物の環境性能で評価し格付けする手法で、省エネルギーや環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮はもとより、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建物の品質を総合的に評価するシステム。評価結果は「Sランク(素晴らしい)」から、「Aランク(大変良い)」「B+ランク(良い)」「B-ランク(やや劣る)」「Cランク(劣る)」の5段階。
- ※2
「ZEB」は、消費する一次エネルギー収支ゼロを目指した評価システム。「ZEB Oriented」は事務所等の建築物での従来の基準値より40%以上の省エネ効果が期待できる。