リリース

北海道石狩市における早生樹植樹実証事業について

2023年12月13日
株式会社奥村組
神鋼商事株式会社
丸紅クリーンパワー株式会社
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:相川善郎)は、株式会社奥村組(本社:大阪市阿倍野区、代表取締役社長:奥村 太加典、以下「奥村組」)、神鋼商事株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:森地 高文、以下「神鋼商事」)、丸紅クリーンパワー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:成田 正士、以下「丸紅クリーンパワー」)とともに、北海道石狩市の新港工業団地内および厚田地区に早生樹種(ヤナギ他)を植樹する実証事業を開始しました。

 本実証事業は、植樹した早生樹を石狩市内のバイオマス発電所で燃料の一部として使用することを見据えたものであり、地産地消によるエネルギー事業の可能性を検討します。地域資源(再生可能エネルギー)を活用し、地域の活性化とCO2削減を同時に実現し、石狩市が構築を目指す「石狩版地域循環共生圏」にも貢献できるよう、石狩市の皆様および行政、関係各所のご理解・ご協力をいただきながら尽力してまいります。

本事業の一部は国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所林木育種センター北海道育種場との共同研究であり、同機構から生育の早いヤナギ品種のさし穂の提供並びに超短伐期栽培に関する知見の提供をいただいています。また、新港工業団地内の植樹は石狩市にご協力をいただき、市有地で行いました。

各社は、今後も再生可能エネルギーを活用した事業を積極的に推進するなど、持続可能な社会の実現を目指してまいります。

【本事業の概要】

事業実施者 奥村組、神鋼商事、丸紅クリーンパワー、大成建設
所在地 石狩湾新港工業団地内(北海道石狩市)
石狩市厚田地区(北海道石狩市)
植林面積 0.2ha程度×2か所=0.4ha
実証事業開始日 2023年11月
栽培種 ヤナギ、ハンノキ

【植林時の様子】