リリース

大成建設と岡崎市が先進技術を活用した共創事業第二弾を実施

魅力的なまちづくりと脱炭素につながる取り組みを推進

2023年10月30日
大成建設株式会社
岡崎市

 大成建設株式会社 (社長:相川善郎)と愛知県岡崎市 (市長:中根康浩)は、2022年11月に両者で締結した「魅力的なまちづくり推進のための包括連携協定」に基づき、魅力的なまちづくりと脱炭素につながる取り組みとして、可搬式太陽光発電パネル、追従型ロボット、環境配慮コンクリートなどの先進技術を活用した共創事業第二弾を実施します。

 先進的なスマートシティとカーボンニュートラルの推進に取り組む岡崎市と、まちづくりの豊富なノウハウと脱炭素関連技術を幅広く保有する大成建設は、包括連携協定に基づく共創事業の第一弾として、2022年11~12月に小型電動モビリティを利用した社会実験を同市乙川リバーフロント地区内の乙川河川緑地で実施しました。
 この取り組みをさらに発展させた共創事業第二弾では、ウォーカブルな空間の構築やゼロカーボンシティの実現を目指し、エコでスムーズな市街地の新しい移動スタイルを提案するほか、身近な脱炭素技術をまちなかに組み込み、市民や来訪者に有効活用してもらうことにより、魅力的なまちづくりに向けた様々な方策を探ります。

【共創事業第二弾の実施概要】

共創事業第二弾での実施イメージ

■実施目的

  • スマートシティ技術に関する岡崎市との官民連携活動の活発化
  • ウォーカブルなまちづくりのために必要となる歩道空間の利活用、交通渋滞緩和に向けた電動モビリティの利用促進、街路空間の利用促進を目的とした路面センシングデータほか各種のデータ取得および有効性(まちなか滞在時間延長効果、有効アイテムの活用)の検証
  • ゼロカーボンシティ実現に向けた機運醸成

■実証期間

  • 2023年11月4日(土)~ 5日(日)

■実施内容

  • 可搬式太陽光発電パネル「T-Green®Multi Solar」(大成建設㈱・㈱カネカ共同開発)を用いたまちなか発電および蓄電状況の見える化パネルを備えた蓄電池の設置
  • 歩行空間にて交通渋滞緩和対策に繋がる追従型ロボットの利便性検証
  • 追従型ロボットを活用した路面状況のセンシングデータ取得

  • 脱炭素に役立つ環境配慮コンクリート「T-eConcrete®」で製作したベンチの設置による、まちなか滞在時間延長効果の検証
  • 携帯アプリ表示などを活用した、実証実験の各アイテム利用時の市民や来訪者の幸福度(ウェルビーイング)の計測

■実施予定地

  • 岡崎シビコ西側広場(上記、①、④、⑤)
  • 岡崎シビコ西側広場 ⇔ 東康生通り・西康生通り ⇔ 籠田公園南(中央緑道北端)
    (上記、②、③、⑤)

 今後当社と岡崎市は、本共創事業を通じて連携強化を進め、まちなかににぎわいを創出することにより、さらに魅力的なまちづくりに取り組んでまいります。

お問い合わせ先

大成建設株式会社 社長室 コーポレート・コミュニケーション部 広報室
Tel:03-5381-5011

岡崎市 環境部 ゼロカーボンシティ推進課
Tel:0564-23-6401

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