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北海道石狩市において発電出力9,950kWの木質専焼バイオマス発電所を開発

地域の未利用間伐材活用による地産地消型再生可能エネルギーの供給

2023年4月13日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:相川善郎)は、丸紅株式会社※1(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柿木 真澄、以下「丸紅」)とともに、北海道石狩市の石狩湾新港地域において共同で出資する特別目的会社「石狩地域バイオマス発電株式会社」を通じ、発電出力9,950kWの木質専焼バイオマス発電所(石狩地域バイオマス発電所)を建設、運営します。(以下「本事業」)

 本事業は、北海道道央地区を中心とした地域の未利用間伐材等を発電燃料として使用することで、地産地消型の再生可能エネルギーの供給を可能にするものです。石狩市より地域資源バイオマス発電設備の認定※2を取得しており、農山漁村活性化への貢献も期待されます。また、信金中央金庫(東京都中央区)及び北海道内5信用金庫と融資契約を締結し、初回融資が実行されました。

 今後、当社は丸紅とともに本事業を通じ、再生可能エネルギーによる持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

石狩地域バイオマス発電所の概要

  • 所在地

    北海道石狩市新港中央二丁目730番地1
    (石狩湾新港工業団地内)

  • 発電出力9,950kW
  • 想定年間発電電力量約8,000万kWh(一般家庭約2.5万世帯分に相当)
  • 燃料種別木質チップ(国産材100%)
  • 本工事開始予定2023年11月
  • 運転開始予定2026年1月

石狩地域バイオマス発電株式会社の概要

  • 本社所在地

    北海道石狩市新港中央二丁目196番地1

  • 代表者代表取締役 成田 正士
  • 事業内容木質専焼バイオマス発電所の建設および電力の供給販売 等
  • 出資比率丸紅クリーンパワー株式会社(50%)、大成建設株式会社(50%)
  1. ※1

    丸紅株式会社は、100%子会社である丸紅クリーンパワー株式会社を通じて本事業会社に出資。

  2. ※2

    地域の未利用資源を活かし農山漁村の活性化に寄与するエネルギー事業を認定。