2023年3月30日
大成建設株式会社
株式会社カネカ

　大成建設株式会社（社長：相川善郎）と株式会社カネカ(社長：田中稔、以下「カネカ」)は、東京都環境局と共同で実施する「都有施設における再生可能エネルギー見える化モデル事業（建材一体型太陽光発電設備^※1）」の発電を2023年4月から開始します。
　本事業は、普及の初期段階にある再生可能エネルギー技術（建材一体型太陽光発電設備）を都有施設に設置し、「見える化」を図ることで、民間施設への普及促進につなげることを目的としており、今回、公募で選ばれた当社とカネカとの共同開発の建材一体型太陽光発電設備「T-Green Multi Solar」を用いて行っております。
　発電を開始した設備は以下のとおりです。

1. 1

   事業名
   都有施設における再生可能エネルギー見える化モデル事業（建材一体型太陽光発電設備）

2. 2事業概要^※2
   
   1. 1設置状況
      1. ア東京国際展示場（東京ビッグサイト）

         

      2. イ奥多摩水と緑のふれあい館

         

   2. 2建材一体型太陽光発電設備の概要
      1. ア東京国際展示場（東京ビッグサイト）

         パネル種類	寸法(mm)×枚数 (たて×よこ×枚)	合計出力 (kW)
         手すり（ソリッドタイプ）	942×756×６枚	0.58
         手すり（シースルータイプ）	942×756×３枚	0.10

      2. イ奥多摩水と緑のふれあい館

         パネル種類	寸法(mm)×枚数 (たて×よこ×枚)	合計出力 (kW)
         窓（シースルータイプ）	1270×1170×２枚	0.08
         壁（ソリッドカラータイプ）	400×998×８枚	0.31

   3. 3

      事業実施者
      当社（代表事業者）及びカネカ（共同事業者）

3. 3

   事業実施期間
   2022年９月から2027年３月末まで（予定）

　今後、当社はカネカとともに「T-Green Multi Solar」などの再生可能エネルギー技術の普及促進により、2050年の脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

1. ※1

   建材一体型太陽光発電設備
   窓や外壁等の建材と一体化させた又は建材に取り付けることで一体化可能な太陽光パネルを用いた発電設備のこと

2. ※2

   事業概要
   詳細は以下の特設サイトからもご覧頂けます

   • https://bipv-re-mieruka.jp/