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大成建設グループ「環境方針」「長期環境目標(TAISEI Green Target 2050)」及び「生物多様性宣言」の改定

2023年3月1日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、大成建設グループの「環境方針」、「長期環境目標(TAISEI Green Target 2050)」及び「生物多様性宣言」を改定しました。
 当社グループは、2005年に「環境方針」を制定し、様々な環境負荷低減活動に取り組んでまいりましたが、昨今、地球規模で生じている気候変動、天然資源の減少、生物多様性の損失など環境問題はますます深刻化しており、長期的かつ抜本的な対策及びサプライチェーン全体での取り組みが求められています。
 当社グループは、このような社会的要請に応えるため、この度、「環境方針」、「長期環境目標(TAISEI Green Target 2050)」及び「生物多様性宣言」を改定致しました。

1.環境方針の改定

 「環境方針」を、基本的な考え方、グループ長期環境目標、環境デュー・ディリジェンスの継続的な実施、グループ環境行動指針の4つに構成し、グループとしての対応方針を明確化しました。

2.長期環境目標(TAISEI Green Target 2050)の改定

 「長期環境目標(TAISEI Green Target 2050)」を、3つの社会(脱炭素社会、循環型社会、自然共生社会)と2つの個別課題(森林資源・森林環境、水資源・水環境)に再構成し、目標達成を目指します。
 脱炭素社会の実現に向けては、スコープ1+2に加えてスコープ3の排出量をゼロとすることでカーボンニュートラルの実現を目指します。循環型社会の実現に向けては、グリーン調達率100%などによりサーキュラーエコノミーの実現を目指します。自然共生社会の実現に向けては、建設事業に伴う負の影響の最小化などによりネイチャーポジティブの実現を目指します。

3.生物多様性宣言の改定

 「生物多様性宣言」に、2022年12月のCOP15で採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」及び日本政府の「次期生物多様性国家戦略案」の基本概念を盛り込み、「人がいきいきとする環境を創造する」というグループ理念にもとづき、「自然と共生する社会」を実現する企業であり続けるために、現状の5項目から7項目へ改定しました。

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