リリース

川崎生命科学・環境研究センター(LiSE)において再エネ100%のEVカーシェアリング実証実験を開始

2023年2月15日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:相川 善郎)は、神奈川県川崎市殿町のキングスカイフロント※1内に所有する「川崎生命科学・環境研究センター(以下、LiSE)」において、供給電力に100%再生可能エネルギー由来の電力(以下、再エネ電力)を使った、EVカーシェアリングの実証実験を開始します。

 今回、LiSE内に設置する専用ステーション※2では、太陽光発電を備えた電動モビリティ充電ガレージ「E-Cube(イーキューブ)」と、超小型EV「C⁺pod(シーポッド)」が配備されます。
 E-Cubeには蓄電機能があるため、C⁺podの充電はすべて再エネ電力で賄うことが可能となります。
 運用期間は2023年2月15日から2024年度末までを予定しています。

 LiSEでは2012年12月の竣工より、太陽光発電パネルの設置、給湯用エネルギーとして太陽熱・空気熱の活用、地中熱を利用した水冷ヒートポンプエアコンの導入、再エネ由来の電力導入など、様々な環境に配慮した取り組みを実施してまいりました。
 また、今回の実証実験は、川崎市(市長:福田 紀彦)と株式会社サンオータス(社長:北野 俊)が連携して実施する「環境技術産学公民連携共同研究事業」の取り組みの一つでもあります。

 今後当社は、本実証実験を通じ、モビリティの脱炭素化はもとより、さまざまな環境課題解決に資する活動を推進してまいります。

【EVポート設置写真】
【川崎生命科学・環境研究センター(LiSE)】
  1. ※1

    キングスカイフロントは、川崎市殿町地区(羽田空港の南西、多摩川の対岸)に位置する、世界最高水準の研究開発から新産業を創出するオープンイノベーション拠点。敷地面積は約40ヘクタール。

  2. ※2

    専用ステーションはLiSE内にとどまらず、川崎市内外に複数配備されている。

関連情報

【川崎生命科学・環境研究センター(LiSE)概要】

名称

川崎生命科学・環境研究センター

所在地

神奈川県川崎市川崎区殿町三丁目25-13

交通

京急大師線「小島新田駅」から徒歩 約15分

用途

研究所、民間ラボ、会議室、研究交流スペース、カフェ
延床面積 11,406.09m2
規模 地上4階、塔屋1階
構造 鉄筋コンクリート造、鉄骨造
設計 大成建設株式会社
施工 大成建設株式会社
竣工 2012年12月