「GXリーグ基本構想」に賛同

2022年4月11日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、経済産業省が公表した「GX(グリーントランスフォーメーション)リーグ基本構想」※1に賛同いたします。

 「GXリーグ」とは、2050年カーボンニュートラル実現と社会変革を見据えて、GXヘの挑戦を行い、現在および未来社会における持続的な成長実現を目指す企業が同様の取組を行う企業群や官・学と共に協働する場です。「GXリーグ基本構想」では、GXリーグ参画企業に対して、自社の事業およびサプライチェーンでのGHG(温室効果ガス)排出削減に向けて取り組むことに加え、製品・サービスを通じた取り組みにより市場のグリーン化を牽引することを求めています。これは当社のカーボンニュートラルに向けた取り組みの方向性と合致するものであるため、この構想に賛同することを決定いたしました。

 当社グループは、2050年環境目標「TAISEI Green Target 2050」※2で、2030年に売上高あたりのCO2排出量をスコープ1+2で50%削減、スコープ3で32%削減(2019年度比)、さらに2050年に事業活動によるCO2排出量実質ゼロを目指しています。目標達成のために、グループ全体で環境負荷低減活動「TSA(TAISEI Sustainable Action)」に取り組むことに加え、当社グループの電力使用量を賄うことを目的とした再生可能エネルギー電源の保有を推進しています。また、内部にCO2を固定することによりCO2排出量(固定・排出の収支)をマイナスにする「T-eConcrete®/ Carbon-Recycle」などの環境配慮型コンクリートの開発・普及や、新築建物のZEB化・ZEH化技術の向上および既存建物をリニューアルによりZEB化するなど「グリーンリニューアル®」に注力しています。

 当社グループは、環境方針に定める「持続可能な環境配慮型社会の実現」※3を目指し、お客様をはじめとするバリューチェーン全体の脱炭素化に向けた課題解決に取り組んでまいります。