“科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞”を受賞

〜超高層建物閉鎖型解体工法「テコレップシステム」の開発〜

2014年4月15日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:山内隆司)は、このたび、2010年度に開発・実用化した超高層建物閉鎖型解体工法「テコレップシステム」で、「平成26年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞(開発部門)」を受賞しました。

 本賞は、文部科学省が科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的とし実施しているものです。

 本技術は、100メートル以上の超高層建物をターゲットに、「周辺環境への安全・安心」、「地球環境への配慮」、「解体工事の効率化」の3つのコンセプトのもと開発した閉鎖型解体工法です。
100メートルを超える建物への2件の適用実績により、騒音や粉塵の低減性能や工期短縮効果など、閉鎖型解体ならではの有効性を実証しました。

 大成建設は、都市インフラの更新に対する需要増大が予想される中、今後も顧客のニーズに合わせ、積極的に本システムの提案をおこなってまいります。