『テコレップシステム』日本建設機械施工協会 会長賞を受賞

−地球環境への影響を最小限に抑える超高層ビル解体工法−

2012年5月31日
大成建設株式会社

 大成建設(株)(社長:山内隆司)が、自社開発した超高層ビルの解体工法「テコレップシステム(Taisei Ecological Reproduction System)」が、5月30日、日本建設機械施工協会の会長賞を受賞しました。

 この賞は、平成元年度から、建設事業の高度化に関し顕著な功績をあげた業績について企業、団体などに贈られるものです。
当社は、超高層ビル解体に関する安全性の向上や回生電力使用システム、周辺環境に配慮した粉塵・騒音の低減化、新規性など先進的技術として高く評価されました。

 テコレップシステムは、高さ100mを超える超高層建築物を解体する際、近隣住民や環境影響を最小限に抑え、安全かつ効率的に施工する工法です。2011年に105mの建物の解体で初めて適用されました。

 今後、超高層ビルの解体需要が増大すると見込まれる中、積極的に地球環境の負荷軽減と安全・安心な作業環境の創出の提案を図ってまいります。

『テコレップシステム』日本建設機械施工協会 会長賞を受賞