日本政策投資銀行から新「DBJ防災格付」の最高ランクを取得

〜全国初、防災、環境の両分野において「特別表彰」を受彰〜

2011年10月18日
大成建設株式会社

 大成建設(株)(社長:山内隆司)は、建設業界において初めて株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」)が実施する、新「DBJ防災格付」において最高ランクを取得しました。
また、「DBJ環境格付」においても昨年度に引き続き最高ランクを取得し、全国で初めて防災、環境両分野において、最高格付の中でも高評価を受けたモデル企業に与えられる「特別表彰」をダブル受彰しました。

「DBJ防災格付」融資は、DBJが独自に開発した評価システムにより防災及び事業継続対策の優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという世界初の融資制度です。この度、従来の「DBJ防災格付」をリニューアルした新「DBJ防災格付」は、災害発生後の迅速な復旧活動を含む企業のBCP(事業継続計画)への取り組みに重点をおいた設問体系をもとに、予防対策だけでなく災害発生後における企業の事業継続活動を総合的に評価する内容となっています。

 今回、当社はDBJから以下の通り評価されました。

  1. 1当社が開発した先進的な建設・管理技術を活用し、本社や施工中の現場をはじめとした重要拠点におけるハード面での抗堪性を確保している点。
  2. 2有事体制への切り替えの迅速性・円滑性を確保するとともに、有事におけるプロアクティブな意思決定と指揮命令を実現すべく、経営資源に関する一元的な情報管理環境を整備し、平時より運用している点。
  3. 3大規模災害対応訓練により実務に即したシミュレーション訓練と評価がなされ、訓練内容の高度化と本業へのフィードバックを継続的に実施している点。

 以上3点を総括し、“事業継続の実践力強化と習熟度向上を図る特筆した取り組みであること”に加えて“先駆的かつ高度な防災及び事業継続対策への取り組みは建設業界の指針となるだけでなく、まさに日本企業をリードするモデルケースとなりうる”と高く評価されました。

 当社は、「人がいきいきとする環境を創造する」というグループ理念のもと、これまで積み重ねてきた自社のBCPに関する豊富な技術・ノウハウをさらに向上させていくとともに、これからも積極的にお客さまの「非常時における防災体制、事業継続の推進」への取り組みを支援してまいります。