私募リート組成に向けた資産運用会社の設立について
2022年6月3日
大成建設株式会社
大成建設株式会社(社長:相川善郎、以下「当社」)は、大成有楽不動産株式会社(社長:浜中裕之、以下「大成有楽」)他とともに、2022年5月に大成不動産投資顧問株式会社(社長:草場俊明、以下「大成AM社」)を設立しました。大成AM社は、2023年度中の私募リート(非上場オープンエンド型不動産投資法人)からの資産運用受託を目指し、業務に必要な許認可取得の手続きを進めてまいります。
大成AM社は、当社が持つ不動産の開発・設計・施工・運用ノウハウと大成有楽他が有する幅広いノウハウを活用し、機関投資家の長期安定運用に資する新たな投資機会の提供及び投資主価値の最大化を図ります。
尚、当社は、中期経営計画(2021-2023)において、グループ開発事業の安定的な収益基盤の構築に向け、不動産市況を踏まえた適切なポートフォリオの構築と安定的な開発利益を確保するための体制整備に取組んでおります。
【会社概要】
会社名 | 大成不動産投資顧問株式会社 | |
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所在地 | 東京都渋谷区代々木一丁目29番4号 | |
代表者 | 代表取締役社長 草場 俊明 | |
資本金 | 1億円 | |
株主 | 大成建設株式会社 | 60% |
大成有楽不動産株式会社 他 | 40% | |
設立 | 2022年5月 |
【設立の目的】
当社が得意とする市街地再開発事業や大型開発案件において取得した物件を中心に私募リートへ売却することにより、私募リートの成長サポートのみならず、早期に開発利益を確定して獲得資金を新たな開発事業に再投資し、当社の資金効率の向上を図ります。これにより、資産回転型ビジネスモデルを実現し、不動産ポートフォリオの最適化と投資効率の追求に取組んでまいります。