CDP「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」(最高評価)に2年連続で選定

2022年2月25日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、国際環境非営利団体CDP※1のサプライヤー・エンゲージメント評価(以下、SER※2)において、最高評価である「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に2年連続で選定されました。

 これは、当社の環境負荷低減活動である「TAISEI Sustainable Action(TSA)」を通じて専門工事業者との協働などの当社のサプライチェーンにおけるCO2排出量削減の取り組みが評価されたものです。

 当社では、バリューチェーン全体のCO2削減のため、上流ではカーボンリサイクル・コンクリートなどの建設資材の開発を進めています。また、建物の運用段階におけるCO2削減を目的として、新築建物のZEB化、新築生産工場のZEF(Net Zero Energy Factory)化(エネルギー多消費施設である生産工場の消費エネルギーを評価・削減する取り組み)、既存建物をリニューアルによりZEB化する「グリーンリニューアル®※3」などの技術開発に努め、お客様の脱炭素に向けた取り組みに貢献してまいります。

 当社は、環境方針に「持続可能な環境配慮型社会の実現」を目指すことを定め、SDGsなどの課題解決に向けて様々なステークホルダーと連携した取り組みを展開しております。お客様をはじめとするバリューチェーン全体の脱炭素化に向けた課題解決につながるイノベーションを創出し、新たな価値を生みだすとともに、サステナブルでレジリエントな社会の実現を目指してまいります。

  1. ※1CDP:環境問題に高い関心を持つ世界の機関投資家や主要購買組織の要請に基づき、企業や自治体に、気候変動対策、水資源保護、森林保全などの環境問題対策に関して情報開示を求め、また、それを通じてその対策を促すことを主たる活動としている非営利団体。
  2. ※2SER:企業が気候変動問題に対してどのように効果的にサプライヤーと協働しているかを評価するもので、CDP気候変動質問書の中から、ガバナンス・目標・スコープ3排出量・バリューチェーンエンゲージメントのカテゴリーにおいて、サプライヤー・エンゲージメントの取組をスコアリング。
  3. ※3グリーンリニューアル:大成建設株式会社の登録商標です。