NEDOのグリーンイノベーション基金事業として採択 「CO2を用いたコンクリート等製造技術開発プロジェクト」で「炭酸塩利用技術開発」を実施

2022年1月28日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:相川善郎)と住友大阪セメント株式会社(社長:諸橋央典)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業に応募し、採択されましたのでお知らせいたします。

 採択された事業は、「グリーンイノベーション基金・CO2を用いたコンクリート等製造技術開発プロジェクト」の「CO2回収型セメント製造プロセスの開発」における「多様なカルシウム源を用いた炭酸塩化技術の確立」のうち『炭酸塩利用技術開発』です。

 本事業は、生成した炭酸塩がカーボンリサイクルセメントの焼成原料またはセメント成分となる増量材などとして利用可能かを検証し、そのコンクリートとしての性能(強度ほか)を満たす材料開発を行うと共に、設計・施工に係るガイドラインの作成を行うものです。

 今後、2社は、本年度から技術開発を進め、カーボンリサイクルセメントおよびカーボンリサイクル・コンクリートに関わる技術の確立およびその社会実装を目指してまいります。

 本事業全体の概要につきましては別紙をご参照下さい。