事業継続計画(BCP)に基づく「2021年度大規模災害対策訓練」を実施

ウィズコロナにおけるBCPを検証

2021年11月15日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、2021年11月13日(土)に、事業継続計画(BCP)に基づき、グループ全25社・全役職員約18,000名が参加し、「2021年度大規模災害対策訓練」を実施しました。

 今回の訓練では「ウィズコロナにおけるBCPの検証」をテーマとし、コロナ禍でリモートワークの環境が整った現状を踏まえた対応について検証しました。被災状況について、Teams・Zoom・LINE WORKS等のコミュニケーションツールを用いたリモートワークによる情報収集やウェアラブルカメラ・ドローン等を使用した遠隔臨場の手法によるリアルタイムでの状況確認を行い、その情報を基にした対策指揮訓練等を行いました。

 今回の訓練を通して、「新しい働き方」を従来の対応手順に加えることで、当社BCPの高度化・効率化を図れることが確認できました。

 訓練の詳細については以下のとおりです。

訓練概要

1.注力内容

  1. 1

    リモートワークによる被災状況の情報収集等
    ⇒対策本部の要員を3割程度とし、在宅対応要員、作業所・地区拠点要員、サプライヤー等との連携に
    おいて、TeamsやZoom、LINE WORKS等のコミュニケーションツールを用いることにより、あらゆる状況おいて、効率的に情報収集できる体制を構築

  2. 2

    遠隔臨場の手法によるリアルタイム状況確認と対策指揮
    ⇒ウェアラブルカメラ・ドローン等を使用した遠隔臨場の手法により、現地・本社・支店においてリアルタイムに詳細な被災状況を確認し、対策の決定、指揮までにかかる対応をスピーディーかつ効率的に実施する体制を構築

2.メニュー

安否確認訓練、作業所・元施工物件等の被災状況確認報告訓練、日建連本支部・得意先・専門工事業者との連携訓練、災害用資機材等の手配・供給訓練、首都圏支店支援訓練、自支店内支援訓練、グループ会社との連携訓練、津波・洪水・土砂災害対策訓練、防災Webセミナー、災害時の感染症対策、帰宅困難者対策訓練 等

3.その他

  • (1) 日時11月13日(土)7時00分~12時00分
  • (2) 主な災害想定

    当社の本社・支店及びグループ会社が所在する各地域で、休日早朝にそれぞれ大規模地震が発生

  • (3) 参加者

    当社全役職員 約10,000名
    グループ会社全役職員(全25社) 約8,000名

災害対策総本部
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ドローン等によるリアルタイム状況確認