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既存建築物のゼロ・エネルギー・ビル化「リニューアルZEB」の推進を強化

ZEB化技術を向上させ、カーボンニュートラルの実現に貢献

2021年8月17日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、企業における「脱炭素」を目指す取り組みとして、既存建築物を改修工事でゼロ・エネルギー・ビル※1化(以下、ZEB化)する「リニューアルZEB」の推進を強化します。当社がこれまで蓄積してきた省エネルギー、創エネルギーに繋がるZEB化技術や施工技術をさらに向上させ、2050年までのカーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。

 2020年10月に日本政府より2050年までのカーボンニュートラルが宣言され、また、2021年4月には2030年度までに2013年度比46%のCO2排出量を削減する目標が決定されました。これらのことから、建設業界においても新築建築物のZEB化に加え、既存建築物の改修工事によるZEB化の推進が、目標達成のための重要な取り組みと位置づけられています。

 当社は、2014年にZEB実証棟の建設・運用を開始し、2020年のリニューアル期間を除き、2021年までの全ての計測年度で建物単体での年間エネルギー収支ゼロを達成するなど、これまで新築・既存建築物におけるZEB化技術の蓄積・向上を推進してきました。
 既存建築物を改修工事でZEB化する「リニューアルZEB」では、建物を使いながらリニューアルすることが求められ、建物特性を考慮した、より省エネルギーな設備機器の導入や太陽光発電パネルなどの創エネルギー設備を設置する必要があります。

 そこで当社は、改修工事における更なるZEB化技術と施工技術の向上を図るため、この度、当社が保有する関西支店ビル、横浜支店ビルおよび大成ユーレック川越工場で「リニューアルZEB」を実践し、併せて建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)※2のZEB認証取得を目指すことといたしました。

 各施設に導入予定の省エネルギー、創エネルギー技術は以下のとおりです。

省エネルギー
  • 汎用/熱負荷低減ガラス・断熱材、高効率設備機器、採光・自然換気など
  • 独自省エネルギー自動環境制御システム「T-Zone Saver」、自然採光ブラインド「T-Light Blind」など
創エネルギー
  • 汎用太陽光発電など
  • 独自ガラス一体型発電システム「T-Green Multi Solar」など

 今後、当社は、省エネルギー、創エネルギーおよび施工に関わる技術開発と顧客ニーズに合わせた既存建築物の「リニューアルZEB」に関する提案を進め、これらの取り組みを「グリーンリニューアル®※3と称し、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

建物概要(現状)

大成建設株式会社 関西支店ビル

  • 所在地:大阪府大阪市中央区
  • 用途:事務所
  • 構造種別:鉄筋コンクリート造
  • 階数:地下2階/地上9階
  • 延床面積:13,700m2

大成建設株式会社 横浜支店ビル

  • 所在地:神奈川県横浜市中区
  • 用途:事務所
  • 構造種別:鉄骨鉄筋コンクリート造
  • 階数:地下2階/地上9階
  • 延床面積:9,340m2

大成ユーレック株式会社 川越工場 工場棟・事務棟

  • 所在地:埼玉県川越市中福
  • 用途:工場・事務棟
  • 構造種別:鉄骨造
  • 階数:地上1階
  • 延床面積:工場棟7,670m2・事務棟680m2
  1. ※1

    ゼロ・エネルギー・ビル:Zero Energy Building(ZEB): 

    「建築物における一次エネルギー消費量を、建築物・設備の省エネ性能の向上、エネルギーの面的利用、オンサイトでの再生可能エネルギーの活用等により削減し、年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロ又は概ねゼロとなる建築物」と定義されている。すなわち、建物で消費するエネルギーを極限まで少なくし、さらにエネルギーを創る設備を持つことで、年間エネルギー収支がゼロとなる建物のこと。

  2. ※2

    建築物省エネルギー性能表示制度(BELS): 

    国土交通省が主導する新築・既存建築物の省エネルギー性能に関する評価・表示を第三者評価機関が実施する認証制度。国が定める計算方法に則りBEI(省エネルギー性能指標)値を算出し、その値によって☆の数が決定する。最高ランクの☆☆☆☆☆の中でも更に省エネルギー性能に優れた建物がZEB(『ZEB 』、Nearly ZEB、ZEB Ready、ZEB Oriented )として認証される。

  3. ※3

    グリーンリニューアル®は、大成建設株式会社の登録商標です。