新しい顧客ニーズに応える「先端デザイン室|FDL」を始動

「デザイン」と「ラボ」の役割を併せ持つ設計専門チームを新設し社内外と連携開始

2021年8月6日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、社会環境の変化※1によって多様化・複雑化する新しい顧客ニーズに応えるため、設計本部内に「先端デザイン室|FDL」を新設し、社内外との連携を開始しました。

 「FDL」は、建築設計の先端領域※2における専門性と領域横断を備えた設計チームです。建築・都市を設計する「デザイン」と、計画・調査・研究・開発を行う「ラボ」の2つの役割を併せ持ち、実践と探索を通じて建築作品を創出します。建築意匠・構造・環境・都市などの専門性を横断したメンバーで構成され、社内外問わず積極的に領域を超えて協働する「多分野横断」のアプローチやコンピュテーショナルデザイン※3などを活用します。

 今後、これらにより、顧客の期待と想像を超えた提案・設計を実現し、価値と感動を提供することを目指します。

図1 先端デザイン室|FDLの位置づけ
図1 先端デザイン室|FDLの位置づけ
    1. ※1

      社会環境の変化:
      SDGs(持続可能な開発目標)や脱炭素社会、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大、テクノロジーの発展などにより、人間の行動や生活に直接的、間接的な影響を与える変化

    2. ※2

      先端領域:
      「モノ」「コト」「情報」の3つの観点から創出される、社会に変革をもたらすような技術や取り組み

    3. ※3

      コンピュテーショナルデザイン:
      建築・都市の形態・構造・環境について、センシングやシミュレーション、多目的最適、ディープラーニング等のデジタル技術を活用した設計