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深紫外線を利用した空間殺菌灯「T-LED DUV Light」と安全制御システムを開発

施設利用者の安全性を確保した室内殺菌を実現

2021年4月27日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、株式会社遠藤照明(社長:遠藤邦彦)と共同で、ウィルスなどに強い殺菌力を有する深紫外線(以下、DUV)を照射する空間殺菌灯「T-LED DUV Light」を開発しました。また、同時に株式会社東光高岳(社長:武部俊郎)と共同で、施設利用者の安全性を確保するため、室内における人の在・不在を確認した上で、不在の場合にDUV照射を行う安全制御システムも併せて開発しました。

 現在、新型コロナウィルスの世界的な流行を背景に、主な感染経路とされている接触・飛沫・空気(エアロゾル)感染防止技術の確立と普及が急務となっています。これまでは蛍光灯ランプの殺菌灯が使用され、ウィルス感染の防止が図られてきましたが、使用する蛍光灯ランプの寿命が短く、また、ランプに合わせて器具が大きくなるといった課題があり、殺菌灯普及の妨げとなっていました。

 そこで、当社は共同開発社の協力を得て、接触による感染リスクが懸念されるトイレや洗面台、執務室の机、PCキーボードなどの表面に付着したウィルスを殺菌できる「DUV LED」を光源とする空間殺菌灯「T-LED DUV Light」と施設利用者への安全制御を確実に行うシステムを開発し、従来の蛍光灯ランプに比べ光源寿命が長く、使用する器具がコンパクトな空間殺菌を実現しました。

「T-LED DUV Light」並びに安全制御システムの特徴は以下とおりです。
(図1、2および写真1参照)

  1. 1

    使用する光源の長寿命化を実現
    一般的な紫外線殺菌灯に使用する蛍光灯に比べ長寿命なLED である「T-LED DUV Light」を開発し長寿命化を可能としました。

  2. 2

    DUVの有効性を確認
    一般的な天井高さ(2.5m~3.0m程度)の施設において、机上面へ2~3時間のDUV照射により一般的な細菌やウィルスを99%程度殺菌が可能です。(殺菌時間は、細菌、ウィルスの種類で異なります。)

  3. 3

    新設・既存施設に関わらず適用可能
    本光源は、配光特性ならびにデザイン性に優れ、軽量で天井面へはめ込み式で容易に設置できるダウンライト型を採用しており、新築のみならず既存施設でも適用が可能です。

  4. 4

    人体への安全なDUV照射制御を実現
    強い殺菌力を持つ280mnDUV照射は人体にも影響があるため、人がいない状態で行う必要があります。そのため、当社開発の人検知センサー「T-Zone Saver」などを設置し、室内での人の在・不在を確認する他、扉の開閉、使用中を表示する手元スイッチの点灯など統合的に状況を判断して不在の場合に、室内全体にDUV照射する制御システムを開発し、施設利用者の安全を確保した状態で運用が可能となります。

 今後、当社は、感染リスクが高い不特定多数の人が利用する学校、病院といった公共施設や、BCPを強化する企業などに対し、接触感染防止のための設備として、積極的に提案してまいります。

図1 「T-LED DUV Light」ならびに安全制御システム構成図の一例
図1 「T-LED DUV Light」ならびに安全制御システム構成図の一例
写真1 「T-LED DUV Light」外観
写真1 「T-LED DUV Light」外観
 図2 事務所・会議室での「T-LED DUV Light」照射イメージ
 図2 事務所・会議室での「T-LED DUV Light」照射イメージ
  • 本システムの設置は殺菌状態を常時保証するものではありません。