ニューノーマル時代における、建築のためのパンフレットを作成

『ココ』が『ココチよく』繋がる仕組みづくり

2020年12月22日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、「人がいきいきとする環境を創造する」というグループ理念のもと、現下の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大を受け、これまで以上に人々が快適かつ創造的につながることができる、ニューノーマル時代の建築のためのパンフレットを作成しました。感染予防対策のため、切り離されてしまった『 ココ(各個人)』 が、これまで以上に『ココチよく(いきいきと創造的に)』繋がるための仕組みをつくることが大成建設の考える「新しい生活の場所」づくりです。

 コロナの世界的流行により、私たちの生活は大幅な見直しを迫られています。新しい生活様式であるニューノーマルが提唱されるなど、withコロナの社会で“今までの普通を変えて新しい形を普通にしていく”という考え方が注目されています。
 今回作成したパンフレットは、ニューノーマル時代の安全安心な建物利用ニーズに応えるべく、新しい場所づくりのコンセプト「大成建設が考える 新しい場所づくりの ABC」(図1参照)と9つの用途+共用エリアの計10シート(図2参照)で構成されています。また、「ニューノーマルアーキテクチャート」(図3参照)で、利用者の密集・密接の度合いや特定・不特定の度合いを軸に代表的な建物用途を整理し、建物機能ごとの感染リスクを踏まえ、これからの新しい生活のなかでの各施設のあるべき姿を示しました。

 当社はこのパンフレットにあるコンセプトや先進技術を様々なプロジェクトに適用し、あらゆる用途の建物における固有の魅力づくりや、人々がココチよく過ごせるための場所づくりを追求していきます。

図2 適用事例(米原市統合庁舎新築工事・竣工イメージ)
図1:「大成建設が考える 新しい場所づくりのABC」
図1  T-WOOD BRACEの意匠例
図2:「 10シートのパンフレット」

生産施設/集合住宅/オフィス・研究所/学校/ホテル/病院/商業施設/スタジアム・劇場/空港
以上全9用途+共用エリア 

図3 適用事例(当社技術センター本館改修工事)
図3:「ニューノーマルアーキテクチャー」

〈本件に関するお問い合わせ先〉

〒163-0606 東京都新宿区西新宿1-25-1
大成建設株式会社 設計本部 設計企画部