CDP2020で最高評価の「気候変動Aリスト」に選定

2020年12月9日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、国際環境非営利団体CDP※1より、気候変動対策にかかる、温室効果ガス排出削減、気候リスク緩和などの取り組みが評価され8段階評価の中で最高レベルの「Aリスト」に選定されました。CDPは、毎年、環境分野における先駆的な取り組みの実践などを基準として評価し、最も優れた企業を「気候変動Aリスト」として選定しています。

 当社では、低炭素社会の実現に向けて、SBT※2として認定を受けた2030年のCO2排出削減目標を掲げ、温室効果ガス削減に努めています。
 また、2020年7月には、「TCFD」※3に賛同し、気候変動のリスクや受注機会に繋がる技術の分析を行い、その結果に基づく対策等の関連情報の開示を進めております。

 当社は、今後もグループ理念である「人がいきいきとする環境を創造する」のもと、環境方針に掲げる「持続可能な環境配慮型社会の実現」をグループ一体となって目指してまいります。

  1. ※1CDP
    環境問題に高い関心を持つ世界の機関投資家や主要購買組織の要請に基づき、企業や自治体に、気候変動対策、水資源保護、森林保全などの環境問題対策に関して情報開示を求め、また、それを通じてその対策を促すことを主たる活動としている非営利団体。
  2. ※2

    SBT(Science Based Targets)
    産業革命前からの気温上昇を2℃未満に抑えるために、企業による科学的根拠に基づいて設定された削減目標を推進することを目的に、CDP、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)、 UNGC(国連グローバルコンパクト)の4団体が設立したイニシアチブが認定する削減目標。

  3. ※3

    TCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)
    2015年に金融安定理事会(FSB)が設置した気候関連財務情報開示タスクフォース。