大成建設グループ 社員用作業服・ヘルメットをリニューアル
着用時の快適性と、安全性・生産性の向上に寄与
2020年1月9日
大成建設株式会社
大成建設株式会社(社長:村田誉之)は、社員用作業服とヘルメットを約30年ぶりに全面的にリニューアルいたしました。2020年4月から切替えを開始し、合わせてグループ会社にも展開していきます。
1.仕様・デザイン決定までの経緯
現行の作業服は、制定から30年近くが経過し、夏の猛暑や厳冬地における業務に対応するために、改めて『夏は涼しく、冬は暖かく』をテーマとした素材や生地の見直しが必要となっていました。さらに、ヘルメットについても、上方視界の確保、夏期使用時の除熱など、機能面向上の検討が求められていました。そこで、大成建設は、これらの課題について、まず、全国の約500を超える作業所に改善要望のヒアリングを行い、そこで求められていた機能を盛り込んだ複数のデザイン案のアンケートを全社員に向けて実施、作業服・ヘルメットの新しい仕様・デザインを最終決定しました。
2.大成建設グループの一体感を表現
作業服については、コーポレートカラーであるブルー・グリーン・オレンジをブルゾンやシャツに配色して新しいイメージを作り上げ、大成建設グループの一体感を表現しました。
3.スタイリッシュな作業服
これまでのオーバーシルエットを見直し、スマートな形へと変更しました。股下や袖下の伸縮性を高め、スマートでありながら動き易い、世代、性別に関わらず受け入れられるスタイリッシュで存在感のある作業服としました。
4.いかなる環境でも快適な仕事を実現するための機能性向上
新作業服は、最新の素材・生地・縫製方法等を採用し、軽量で、通気性・伸縮性・吸汗性・制電性などに優れ、現場作業における動きやすさ・着用時の快適さを重視した仕様としています。また、2019年2月から義務化された「フルハーネス型墜落制止用器具」に対応するため、ポケットなどの位置を見直し、若手社員を中心にデモ検証を実施し、安全で使い勝手の良い収納ポケットを採用しました。
ヘルメットにおいては、現場の作業環境に応じて収納式のワイドシールドを備えたタイプを選択できるようにし、着用時は飛来物に対して目をしっかりと保護することができます。
主な機能向上面
- 作業服
- スマートフォン等を入れても安心なファスナー付きポケット
- ブルゾンやシャツの袖下、ズボンの股下に施した3Dカッティング
- ウエストは約9cm伸びる伸縮自在ズボン
- 次世代に向けたフルハーネス対応
- ヘルメット
- 庇部分の透明化
- 強度を保ちつつ雨だれ防止の「かえし」と複数の通気孔を新設
- 収納式のワイドシールドを新設
大成建設グループは、この新作業服、ヘルメットの採用により、着用時の快適な作業環境の構築と、さらなる安全性・生産性の向上を目指します。
