事業継続計画(BCP)に基づく「2019年度大規模災害対策訓練」を実施

シナリオブラインド訓練による要員の実践的な対応力・判断力の向上

2019年11月12日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:村田誉之)は、2019年11月9日(土)に、事業継続計画(BCP)に基づき、本社及び全国の13支店、グループ会社26社を含む総勢約18,000名の役職員が参加し「2019年度大規模災害対策訓練」を実施しました。

 今回の訓練では「シナリオブラインド訓練による要員の実践的な対応力・判断力の向上」をテーマとし、発災時刻・交通制限・通信制限・施設の使用可否・社員や現場の被災・得意先からの支援要請等の様々な被災想定を訓練当日に伝え、より現実に近い状況を作り出し、各要員が自ら考えて行動する訓練を実施しました。

 尚、今年度の訓練の詳細については以下のとおりです。

訓練概要

1.災害対策本部設置までの訓練

  1. 1被災想定を参加者へ訓練当日に連絡し、行動基準の運用実効性や即応性を確認
  2. 2本部候補全拠点の同時立ち上げを実施
  3. 3一部の指揮者が最寄りの「一時連絡場所」に一時参集し、遠隔指揮を実施

2.災害対策本部設置後の個別訓練

災害用資機材等の手配・供給訓練、津波・洪水・土砂災害対策訓練、「ICT機器」活用訓練、自支店内支援訓練、首都圏支店支援訓練、作業所・元施工物件等被災状況の確認報告訓練、日建連本支部・得意先との連携訓練、専門工事業者との連携訓練、グループ会社との連携訓練、帰宅困難者対策訓練、防災セミナー

3.国外での訓練

各国において、テロ・地震リスクに対応した訓練を実施

4.その他

  • (1) 日時11月9日(土)6時00分~12時00分
  • (2) 災害想定休日早朝に本社・各支店管内で大規模地震が発生
  • (3) 参加者

    当社全役職員 約10,000名
    グループ会社全役職員(全26社) 約8,000名

大成建設の災害対策本部/大成建設本社ビル内に設置された日建連災害対策本部