虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業の保留床取得者に正式決定
2019年3月22日
新日鉄興和不動産株式会社
第一生命保険株式会社
関電不動産開発株式会社
東京ガス都市開発株式会社
九州旅客鉄道株式会社
大成建設株式会社
新日鉄興和不動産株式会社(本社:東京都港区、社長:永井幹人)、第一生命保険株式会社(本社:東京都千代田区、社長:稲垣精二)、関電不動産開発株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:勝田達規)、東京ガス都市開発株式会社(本社:東京都新宿区、社長:秋元茂樹)、九州旅客鉄道株式会社(JR九州、本社:福岡県福岡市、社長:青柳俊彦)及び大成建設株式会社(本社:東京都新宿区、社長:村田誉之)は、東京都港区虎ノ門二丁目105番(虎ノ門二丁目地区)で独立行政法人都市再生機構が実施する「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」の業務棟の施工と保留床取得に関し、特定業務代行方式による競争入札に応募し、このたび保留床取得者として正式決定しましたのでお知らせ致します。
事業の概要
本事業の位置づけ
本事業は虎の門病院と周辺街区の一体的な建替えによる機能更新と、安全で快適な歩行者ネットワークの形成を背景とし、以下を事業のポイントとして進める第一種市街地再開発事業です。
- 1国際競争力を強化する取り組み
- 国際水準の医療サービスを提供する病院を整備
- 外国人ビジネスマンやその家族への業務支援機能や生活支援機能を整備
- 2大規模病院の機能更新と良好な都市基盤整備
- 隣接する敷地と一体的・段階的に更新を進めることで、病院の機能を停止することなく施設の更新を実現
- 周辺地域を繋ぐ交通ネットワークを充実・強化
- 3防災対応力の強化と都市環境の向上
- 都内最高レベルの災害時治療・収容拠点を整備
- 自立性の高いエネルギーシステムの採用により、災害時にも医療・業務機能を継続
- 環境負荷の低減
業務棟の整備について
虎ノ門・赤坂エリアの価値を最大化する国際競争力に資するビジネス拠点として、最高クラスの防災対応力、環境適応力を誇るオフィスビルを整備するとともに、周辺の緑と一体化した緑化広場、緑のネットワークの形成により、都心にして潤いのある緑の風景を演出します。また、建物の低層部に「(仮)虎の門国際ビジネスサポートセンター」を設置し、オフィスワーカーだけでなく周辺地域住民も対象としたビジネス・生活のサポートを行います。
取り組み体制
虎ノ門・赤坂エリアと事業を熟知する各分野のエキスパートである6社が一丸となって、本事業に取り組んでまいります。
新日鉄興和不動産株式会社 | 保留床取得グループ代表として、会社発祥の地である当エリアのまちづくりを、半世紀にわたり推進してきた実績とノウハウを生かして事業推進に貢献するとともに、周辺施設との連携によりエリア価値向上に取り組みます。 |
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第一生命保険株式会社 | 全国各地の不動産開発・保有実績に加えて、QOL向上に資する最新の取り組みノウハウや企業ネットワークも活用し、保留床取得グループの中で最大の持分40%を担い、長期・安定的運用と本事業の価値向上に貢献いたします。 |
関電不動産開発株式会社 | 関西電力グループの中核会社として、首都圏での事業拡大を目指すとともに、長年培ってきた不動産開発と運用に関する知見を生かせるエネルギー系不動産会社として、本事業へ貢献してまいります。 |
東京ガス都市開発株式会社 |
東京ガスグループの不動産会社として、不動産の活用・管理を通じたエネルギーの有効利用と災害に強い安心・安全なまちづくりの豊富な実績を活用し、本事業の価値向上に貢献します。 |
九州旅客鉄道株式会社 | 総合的なまちづくり企業として、東京都心部においても積極的に不動産事業を展開しており、他社と一体となって、安定的に保留床を運営する一翼を担います。 |
大成建設株式会社 | 建設事業を核とした不動産開発分野での豊富な実績を生かし、特定業務代行者代表として実施設計・施工を担当するだけでなく、保留床取得者としても事業を支えてまいります。 |
位置図
業務棟計画概要
所在地 | 東京都港区虎ノ門二丁目105番 |
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用途 | 事務所、店舗、業務・生活支援施設、駐車場等 |
敷地面積 | 約22,540m2 |
延床面積 |
約181,000m2 |
規模 | 地上38階、地下2階 |
建物高さ | 180m |
構造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
実施設計・施工 | 大成建設株式会社 |
着工 | 2020年9月(予定) |
竣工 | 2023年11月(予定) |
【本件に関するお問い合わせ先】
新日鉄興和不動産株式会社 広報室 担当:吉田、赤根
電話:080-8438-9224(吉田携帯) FAX:03-6745-5060