事業継続計画(BCP)に基づく「2018年度大規模災害対策訓練」を実施
発災直後の混乱時にも機能する初動体制の構築を検証
2018年11月13日
大成建設株式会社
大成建設株式会社(社長:村田誉之)は、2018年11月10日(土)に、事業継続計画(BCP)に基づき、本社及び全国の13支店、グループ会社全25社を含む総勢約18,000名の役職員が参加し「2018年度大規模災害対策訓練」を実施しました。
今回の訓練では「発災直後の混乱時にも機能する初動体制の構築と検証」をテーマとし、発災時間・交通状況・建物の使用可否等を訓練当日に本部要員へ伝え、初動時の混乱を再現する、より実践的な訓練を実施しました。また、各本部長等が交通機能の麻痺等により本部に参集できず、迅速な初動指揮が行えない場合に備え、首都圏の支店等に「一時連絡場所」を新たに複数設け、当日も、一部の本部長が最寄りの「一時連絡場所」に一時参集し、遠隔指揮を行う訓練を実施しました。
尚、今年度の訓練の詳細については以下のとおりです。
訓練概要
1.災害対策本部設置までの訓練
- 1被災想定を参加者へ訓練当日に連絡し、行動基準の運用実効性や即応性を確認
- 2本部候補拠点の同時立ち上げを実施
- 3一部の指揮者が最寄りの「一時連絡場所」に一時参集し、遠隔指揮を実施
2.災害対策本部設置後の個別訓練
災害用資機材等の手配・供給訓練、津波・洪水・土砂災害対策訓練、「ICT機器」活用訓練、自支店内支援訓練、首都圏支店支援訓練、作業所・元施工物件等被災状況の確認報告訓練、日建連本支部・得意先との連携訓練、専門工事業者との連携訓練、グループ会社との連携訓練、帰宅困難者対策訓練、防災セミナー
3.国外での訓練
各国において、テロ・地震リスクに対応した訓練を実施
4.その他
- (1) 日時11月10日(土)6時00分~12時00分
- (2) 災害想定休日早朝に本社・各支店管内で大規模地震が発生
- (3) 参加者
当社全役職員 約10,000名
グループ会社全役職員(全25社) 約8,000名
