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次世代の実験室内環境を創出するパッケージシステム「T-Labo.® Next」を開発

空調、照明、換気、排気の最適化を図り、環境、健康、安全を一体管理

2018年11月7日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:村田誉之)は、研究施設の次世代型実験室での省エネルギーの実現と研究者の安全、健康確保との両立を目的として、室内環境を集中管理し、最適に制御するパッケージ型システム「T-Labo. Next」を開発しました。本システムは、空調、照明、換気などの制御技術を顧客ニーズに合わせてパッケージ化することで、次世代型の実験室の環境制御に求められる要素EHS※1―環境(Environment)、健康・衛生(Health)、安全(Safety)を一体的に管理することができます。

 従来より研究施設は、常時排気が必要な機器が多数設置されている上に、実験や研究者に適した温湿度環境を維持するため大量の外気を導入して空調を行うことから、エネルギー消費が非常に多くなっていました。また、近年の省エネルギー法改訂やZEB志向の高まりにより、健康で安全な作業環境を維持しながら、エネルギー消費量の多い研究施設においても省エネルギー化を実現したいというEHSの概念を取り入れたニーズが高まっています。

この度、当社が開発した「T-Labo. Next」は、様々な実験および研究者に求められるEHSを考慮して、実験室内の空調、照明、室内換気、局所排気を制御する技術を選択し、一体的に集中管理することによって、さらなる省エネルギーと最適な作業環境を実現します。

「T-Labo. Next」のシステム概要は以下の通りです。

システム概要図
システム概要

分析・実験室に「T‐Labo NEXT」を導入したシステム構築の一例
分析・実験室に「T‐Labo. NEXT」を導入したシステム構築の一例
「排気位置可変システム」で研究者の安全を確保しつつ、「T-DC Air Diffuser」、「T-Zone Saver」で 空調・照明の高い省エネルギーマネジメントを実現する。

 一例として、延床面積約5,000m2の実験室を有する研究施設において、本システムを含む省エネ設備の導入により、実験室内の空調・換気などの消費エネルギーの約50%削減※2が見込めるという結果が得られています。

 今後、当社では、本システムの主たる制御項目(空調、照明、室内換気、局所排気など)を自動制御することにより、施設での省エネルギー運転と研究者の安全や健康を考慮した室内環境の最適化を図る提案を、新設・既設の研究施設を対象に積極的に展開してまいります。

  1. ※1EHS(Environment Health and Safety)
    実験室などでの次世代の空間環境制御に求められる要素、環境(Environment)、健康・衛生(Health)、安全(Safety)を指し、企業としてこれらを一体的にマネジメントする動きが活発になっている。
  2. ※2一般的な空調・照明設備などを備えたオフィスビルを基準として、消費エネルギーを比較した場合の試算結果。