大成札幌ビル(ZEB Readyビル)、平成28年度「北国の省エネ・新エネ大賞」【有効利用部門】優秀賞を受賞

2016年12月5日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:村田誉之)は、この度、ZEB化リニューアルを実施した大成札幌ビルで、経済産業省北海道経済産業局が主催する平成28年度「北国の省エネ・新エネ大賞(北海道経済産業局長表彰)」※1の【有効利用部門】優秀賞を受賞しました。

 これは、北国に適した環境負荷の小さい、快適な省エネビルをコンセプトに建設した自社ビルに、オリジナルLED照明や次世代人感センサーに細密制御などのチューニングを加え、一次エネルギー使用量を標準的なビルと比べ50%削減したことが高く評価され、今回の受賞となりました。

 この大成札幌ビルは、既存リニューアルでのZEB_Ready※2化第一号案件となります。今後も大成建設は2018年に市場性のあるZEBの普及を目標として、新築、既存を問わず、都市部を含め全国で計画されているZEB化を目指した新築・既存の建物への提案を積極的に進めて参ります。

  1. ※1北海道における省エネルギー・新エネルギーに関する開発、有効利用及び普及に関し、著しい成果及び功績が認められ、他の模範となる取組等を行った組織・個人を表彰することにより、省エネルギーの推進、新エネルギーの導入を加速させることを目的としている。
  2. ※2経済産業省が「ZEBを見据えた先進建築物として、外皮の高断熱化および高効率な省エネルギー設備を備えた建築物」と定義するもので、再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量 から50%以上の一次エネルギー消費量削減が可能な建築物を指す。
大成札幌ビル(ZEB Readyビル)、平成28年度「北国の省エネ・新エネ大賞」【有効利用部門】優秀賞を受賞