生物多様性簡易評価ツール『いきものコンシェルジュ』が第12回エコプロダクツ大賞「エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞(優秀賞)」を受賞

2015年11月12日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:村田誉之)が開発した生物多様性簡易評価ツール「いきものコンシェルジュ」がこの度、エコプロダクツ大賞推進協議会が主催する『第12回エコプロダクツ大賞 エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞(優秀賞)』を受賞しました。

 エコプロダクツ大賞は、すぐれたエコプロダクツ(環境負荷の低減に配慮した製品・サービス)を表彰することによって、エコプロダクツに関する情報を需要者サイドに広く伝えるとともに、それらの供給者である企業等の取り組みを紹介し、エコプロダクツのさらなる開発・普及を図ることを目的に、2004年度に創設されたものです。

 今回受賞した『いきものコンシェルジュ』は、生物多様性に配慮した施設計画を行うための簡易評価ツールで、一般的には成果の見えにくい生物多様性に配慮した緑地や水辺を創造することによって得られる効果を、生き物(鳥・蝶・トンボ等)の飛来確率で予測します。クライアントと会話しながら、タブレットのアプリ画面に必要事項を入力し、短時間で公園や建物の緑地、水辺計画のケーススタディが可能となり、施設計画の初期段階で生物多様性を高めた最適な施設計画を策定することができます。

 今後も大成建設は、生物多様な社会の実現に向け、この『いきものコンシェルジュ』を活用することによって、より豊かな緑地・水辺の創造を推進して参ります。