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『効率的分解菌を利用した1,4-ジオキサン汚染水浄化技術』が2015年日経地球環境技術賞 優秀賞を受賞

2015年10月19日
大成建設株式会社

 この度、大成建設株式会社(社長:村田誉之)、国立大学法人大阪大学及び学校法人北里研究所北里大学と共同で開発した『効率的分解菌を利用した1,4-ジオキサン汚染水浄化技術』が、株式会社日本経済新聞社主催による『2015年日経地球環境技術賞』優秀賞を受賞しました。

 本技術は、環境汚染物質である1,4-ジオキサン※1を含んだ地下水などを、分解菌D17株を利用して効率的に処理する全く新しい浄化技術です。1,4-ジオキサンに関する地下水環境基準値(0.05mg/L)を超過した実汚染地下水で長期間に亘る浄化試験を行った結果、安定的に環境基準値を下回ることを確認しました。代表的な1,4-ジオキサンの処理技術である促進酸化法※2と比較して、処理コスト及び投入エネルギーとも大幅に低減できます。

 大成建設は、国内外で深刻化しつつある1,4-ジオキサンによる水環境汚染の浄化、環境修復に貢献していきます。

ジオキサン汚染水浄化技術
ジオキサン汚染水浄化技術
  1. ※11,4-ジオキサンは、非常に安定した化学物質のため自然界では分解されず、長期間残留することから、人への健康リスクや生態系への悪影響が懸念される。我が国における1,4-ジオキサンに関する主な規制は以下の通り。
    • 水道水質基準値:0.05 mg/L
    • 水質汚濁に係る環境基準値(健康項目):0.05 mg/L
    • 地下水の水質汚濁に係る環境基準値:0.05mg/L
    • 一律排水基準値:0.5 mg/L(一部の業種では暫定基準の適用有)
  2. ※2促進酸化法:紫外線、オゾンや過酸化水素などの酸化剤を組み合わせた化学的処理技術