大成建設技術センター報第46号(2013)を掲載

2014年2月3日

大成建設技術センター報第46号(2013)を掲載しました。

今回の特集では、高難度のプロジェクトを支える最先端の建設技術を取り上げています。総説では、現在の最新技術を概説するとともに、近い将来に向けた建設技術のあるべき姿についても触れています。各論では、「ものづくり日本大賞 内閣総理大臣賞」をはじめ数々の賞を拝受した超高層建物の解体工法「テコレップシステム」の適用工事や、10月29日の開通式に安倍首相が参列されたトルコボスポラス海峡横断鉄道建設など、近年の代表的な大型プロジェクトについて、それらの達成のために貢献した開発技術を詳細に紹介しています。

特集のほかにも、「材料」、「構工法」、「防災」、「環境」および「ICT」のカテゴリーに分け、それぞれの研究開発に関する最新成果を報告しています。いずれも、環境に配慮し、より安全・安心な社会基盤の実現を目指す技術です。東日本大震災から3年が経過し、その間に注力して取り組んできた地震・津波対策に関する研究成果、その復旧工事を通して生じるがれきの処理技術、さらには昨年の福島県内の放射能汚染地域の除染技術に関する研究成果にも触れています。