ベトナム・ハノイ・ノイバイ国際空港ターミナルビルを受注
2011年12月6日
大成建設株式会社
大成建設(株)(社長:山内隆司)は、ベトナム社会主義共和国のハノイ市郊外にあるノイバイ国際空港の第2旅客ターミナルビル建設工事を受注しました。
請負金は、約447億円(JV全体:税抜)で、ベトナム建設省傘下の国営企業で同国ゼネコン最大手のビナコネックス社との共同企業体による施工となります。
ノイバイ国際空港は、ホーチミン・タンソンニャット空港に次ぐベトナム第2の国際空港で北ベトナムでは最大規模を誇ります。現在、3,200mと3,800mの滑走路を備え、ベトナム国内8都市、海外約30都市へ25の航空会社が就航しています。年間旅客者数は600万人と言われており、現行施設では今後の利用者増に対応できないため、第2旅客ターミナルビルを増設します。これによりノイバイ空港全体で、年間旅客者数1,200万人規模となり、既存の第1ターミナルビルを国内線専用、第2ターミナルビルを国際線専用として運用する計画となっています。
大成建設では、海外では現在施工中のカタール・ドーハ国際空港をはじめ、マレーシア・クアラルンプール国際空港、ミャンマー・ヤンゴン国際空港などの施工実績に加え、国内においても羽田国際線ターミナルビルや中部国際空港ターミナルビルなど多くの実績を持っています。これらの実績によって培われたノウハウを今回の工事に活かすとともに、今後さらなる空港施設建設工事の受注に注力する所存です。
工事名称 | ベトナム・ハノイ・ノイバイ国際空港第2旅客ターミナルビル新築工事 |
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施工場所 | ハノイ市郊外 既設空港内 |
発注者 | ベトナム北部空港公社(NAC:Northern Airports Corporation) |
設計者 | 株式会社日本空港コンサルタンツ |
施工者 | 大成・ビナコネックスJV(出資比率は非公表) |
工事価格 | 約447億円(JV全体:税抜) |
資金源 | 円借款(本邦技術活用型) |
工期 | 2012年2月 〜 2014年12月(34ヶ月) |
施設概要 | 旅客ターミナルビル(地上4階・地下1階・RC+S造) 延床面積139,216m2 付属建物 計18棟、駐車場等 総延床面積152,153m2 ターミナル高架道路、塗装工事(約15万m2) 空港特殊設備(手荷物搬送設備、搭乗橋、フライト情報システム、 保安設備、チェックインシステム)、汚水処理設備、燃料供給システム他 |