ビル名称「御茶ノ水ソラシティ」に決定
オフィスフロアにLED照明を全面導入

(仮称)神田駿河台4−6計画

2011年9月5日

駿河台開発特定目的会社
大成建設株式会社
ヒューリック株式会社
安田不動産株式会社
昭栄株式会社
有楽土地株式会社

 大成建設(株)、ヒューリック(株)、安田不動産(株)、昭栄(株)および有楽土地(株)の5社が出資する駿河台開発特定目的会社は、千代田区神田駿河台四丁目において施工中の「(仮称)神田駿河台4−6計画」に関し、ビル名称を決定しましたのでお知らせいたします。
また、環境配慮、省エネルギーの観点から事務所貸室部に全面的にLED照明を採用することを決定しましたので、併せてお知らせいたします。

ビル名称を「御茶ノ水ソラシティ」に決定

お茶の水の高台にそびえ立ち、どこまでも見晴らせる、どこまでも繋がる「まるで大きな宙(そら)の中で過ごすような快適さ」をコンセプトに、快適で効率的なオフィスを計画しています。今般決定したビル名称では、計画コンセプトを表現するとともに、S・O・L・Aの4文字に本計画への想いを込めました。

【ビル名称】
 御茶ノ水ソラシティ (Ochanomizu Sola City)

【ソラ(Sola)に込められた意味】
 S:Safety & Sustainability (安全&持続性)
 O:Open-Space (開放感あふれる空間)
 L:Landmark (お茶の水のランドマーク)
 A:Access (優れたアクセス性)

LED照明器具を採用

今般、更なる環境負荷低減をめざし、賃貸オフィスフロア貸室部・共用部にLED照明器具を全面的に導入することとしました。貸室部については、6階〜23階18フロア(計16,000坪)に、約14,700台のLED照明器具を設置いたします。これにより、貸室部での照明消費電力を最大約50%削減することが可能であり、CO2排出量の削減にも大きく寄与します。
なお、本計画では地球環境負荷の低減への取り組みとして、コア南面配置や東西面縦フィンの日射遮蔽効果による熱負荷低減、高効率機器の採用等により、熱負荷低減や省エネルギーの指標であるPAL削減率、ERRについて東京都が定める最高水準(段階3)を達成しております。さらに、都内事務所ビル最大級の150kwの太陽光発電設備導入や都内初の地下鉄湧出水活用など、未利用エネルギー・未利用資源の活用に取り組みます。

本計画の特徴

本計画は、以下のような特徴を有しております。今後は、2013年3月の竣工を目指し、事業を推進してまいります。

(1)JR「御茶ノ水駅」前、東京メトロ「新御茶ノ水駅」直結

本計画地はJR中央線・総武線「御茶ノ水駅」聖橋口から徒歩1分、非常にアクセス性の高い立地です。JR「御茶ノ水駅」は聖橋口駅前広場の整備が予定されており、今後ますます利便性が高まります。
また、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」と本計画の地下広場が直結し、地下1階エントランスから計画建物へのアクセスが可能となります。雨天時でも快適な動線が確保されます。
計画地は、徒歩10分圏内で5駅9路線が利用可能であり、東京駅をはじめとする主要ビジネス拠点へのアクセス性にも優れています。

(2)免震構造の採用

本計画では、免震構造を採用しております。本年3月11日の地震では、仙台市内の免震構造建物では外装や構造体に被害を受けなかったことに加え、内部の什器や備品の転倒もほとんど無く、免震構造の揺れ低減効果が発揮されました。免震構造は、大地震時の被害を最小限に食い止め、入居企業のBCPを強力にサポートします。

(3)907坪のメガフロア

賃貸オフィスフロアは、快適性と使い易さを追求した1フロア907坪の整形なメガフロアです(総貸室面積 約16,000坪)。入居者のニーズに合わせた効率的かつ自由なオフィスレイアウトを可能とし、高い機能性を備えた執務空間を提供します。

(4)オフィスサポート

計画建物の1・2階には、大ホール・会議室を設置し、学会や研修、セミナー等、様々なイベントに利用可能です。ホールは最大624名収容可能な規模であり、使い易さを重視した施設を計画しております。
計画建物地下1階には、約1,400m2の地下広場と、広場を取り囲む飲食店舗、食物販店舗などを計画しており、オフィスワーカーや駅利用者などの利便性を高めます。

(5)最高クラスの環境性能

オフィス貸室部でのLED照明の採用により、照明電力使用量を最大約50%削減します。また、その他、環境負荷低減に配慮した計画により最高クラスの環境性能を実現しています(建物竣工時にCASBEE Sランク取得予定)。

(6)洪水、液状化に強い立地

計画地は標高18mの高台に位置しており、近年多発しているゲリラ豪雨等による都市型水害や、地震時の液状化の被害を受けにくい立地です。

(7)非常用発電設備

停電時への対応として、共用部用に2,000KVAの非常用発電機を設置しており、最大72時間の電力供給が可能な計画としています。また、テナント用として1,000KVAの非常用発電機を2台設置可能なスペースを計画しています。

(8)緑豊かな広場空間

地上部には、計画建物へのアプローチ空間となる約3,000m2の緑豊かな広場を計画。敷地全体で約45%と高い緑化率を達成し、オフィスワーカーや来街者の憩いのスペースとなります。

(9)お茶の水のランドマーク

本計画建物は、神田川や聖橋、ニコライ堂、湯島聖堂など、江戸・明治時代以降の歴史的景観の面影が残る高台に計画されており、お茶の水の街の新たなランドマークとなるものです。御茶ノ水駅側に面する建物西面は、縦フィンを採用した端正なデザインであり、ランドマークに相応しいシンボリックな外観を有しております。

計画概要

所在 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番
地域地区 商業地域、防火地域
神田淡路町周辺地区地区計画、東京都市計画都市再生特別地区
敷地面積 9,547m2
延床面積 約102,000m2
容 積 率 約970%
階数 地下2階・地上23階・塔屋2階
高さ 約110m
用途 事務所・店舗・教育関連施設・文化交流施設・駐車場
事 業 主 駿河台開発特定目的会社
設計 大成建設株式会社一級建築士事務所
施工 大成建設株式会社東京支店
工事監理 株式会社久米設計
工期 2010年11月 着工 〜 2013年3月 竣工予定
本件に関するお問合せ先

大成建設株式会社 都市開発本部開発事業部  担当:長谷川、中村
電話 03(5381)5365

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