職長会で車椅子を寄贈し福祉団体より感謝状

2011年8月8日
大成建設株式会社

 東京駅前の東京中央郵便局の建て替えプロジェクトとして、大成建設が施工を進めている『丸の内2丁目計画(仮称)新築工事作業所』の職長会は、社会貢献の一環として千代田区社会福祉協議会に車椅子5台を寄贈、8月1日(月)には同作業所の安全大会で同協議会より感謝状が贈呈されました。
感謝状の贈呈式には約1,800人の職長・作業員が列席し、大成建設(株)玉村作業所長の挨拶につづき、職長会(※)の谷尚晃会長が千代田区社会福祉協議会の山岸幸雄常務理事より感謝状が手渡されました。
山岸常務理事は「皆さんの汗の結晶を車椅子という形で寄贈していただいた。車椅子はニーズも多く、大切に使わせていただきたい。」と感謝の意を述べられました。
「工事中の大型トラックの搬入出などで近隣にご迷惑をかけているとの認識から、何か地域へ恩返しできることを考えました。」と職長会の金輪浩明相談役。大規模作業所内で大量に発生する空缶やペットボトルをリサイクルし、その収益金で地域のためになることはないか協議した結果、彼らの思いが車椅子の購入に繋がりました。また、職長会の谷尚晃会長は、「車椅子の購入という目標を設定したことで、作業所内で行う分別収集・リサイクル活動へのモチベーションも高まり、本年3月の活動開始から短期間で車椅子5台を寄贈することができました。次は車椅子に乗ったまま量れる体重計を寄贈できるよう当活動を推進したい。」と、早くも次の目標に向かっての意気込みを語っていました。

  • 専門工事業者や工種の代表者による作業所の自治組織。