超省エネ自動環境制御システム「T-Zone Saver」が平成22年度 地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞

2011年1月5日
大成建設株式会社

 大成建設(株)と東光電気(株)が共同開発した、次世代人検知センサを利用した照明・空調の超省エネ自動環境制御システム「T-Zone Saver」(ティー・ゾーン セイバー)が、平成22年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞しました。

「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」は、地球温暖化防止月間である12月に、地球温暖化防止に顕著な功績のあった個人又は団体に対して、その功績をたたえるために行う表彰で、地球温暖化対策推進の一環として環境省が平成10年度から実施しています。

今回受賞したシステムの中核となる次世代人検知センサ「T-Smart Focus」(ティー・スマート フォーカス)は、人の表面温度そのものを検知し、従来の人感センサよりも高い精度で人の在・不在情報を識別できます。
「T-Zone Saver」はこのセンサから得られる在・不在情報を活用して、照明・空調を自動で最適に制御します。必要な時に必要な場所だけ、快適な明るさ・温度にすることで省エネルギーを図り、一般的なオフィスに導入した場合、トータルで30%程度の電力削減が可能です。

「T-Zone Saver」は2010年7月から東光電気(株)社屋で実際に運用を開始しており、今後も続々と採用が見込まれる注目の技術です。

松本環境大臣、布野東光電気社長ならびに当社山内社長他