高専生がボスポラス海峡トンネルで
「インターンシップ」
〜 国際的に活躍できる人材育成に協力 〜
2010年11月12日
大成建設株式会社
大成建設(株)(社長:山内隆司)は、独立行政法人国立高等専門学校機構からの依頼を受け、高等専門学校生を対象とした「海外インターンシッププログラム」を、トルコで施工中のボスポラス海峡横断鉄道トンネル建設工事作業所で行います。
独立行政法人国立高等専門学校機構は2008年より、国際的に活躍できる能力を持つ実践的な技術者の養成を目的として、高専生が海外で活動を行っている企業で就業体験を行う「海外インターンシッププログラム」を、協定を締結した企業の海外事業所で実施しています。昨年までに、7社の企業が受け入れを実施し、高専生27名が本プログラムを経験しています。
当社は、「国際的に活躍できる人材の育成」という本プログラムの目的に共感するとともに、海外で「地図に残る仕事。」を成し遂げる過程を現地で体験してもらうことが、高専生の職業観の醸成に繋がると期待し、今年度建設業界で初めて本プログラムにて高専生を受け入れることにしました。
今年度受け入れる高等専門学校インターンシップ生は3名の予定で、期間は学校が冬季休暇期間中である12月25日から1月15日の3週間で、シールドトンネルの設計・施工業務や契約書類の作成等についての就業体験を実施します。
これからの若い人材の活躍フィールドは、日本国内に留まらず全世界へと広がっています。当社は「海外インターンシッププログラム」の実施など、本業を活かした社会貢献を今後も行っていきます。
- ※「インターンシップ」とは、学生が企業で一定期間実習生として働き、自らの将来に関連する就業体験を行う制度です。近年、学校企業間で「インターンシップ」に対する制度の導入が進んでいます。