「教員の民間企業研修」に協力し、次世代育成に貢献
2010年9月7日
大成建設株式会社
8月23日〜25日3日間、小・中・高等学校の現役の先生が民間企業でさまざまな研修を受けるプログラム「教員の民間企業研修」を、昨年に引き続き行いました。
今回参加した先生方は、東京都内の小学校1名、中学校3名、高等学校5名の計9名。10年のキャリアを持つ現役の先生が当社で研修を行いました。
この研修は、財団法人経済広報センターが1983年から行っているもので、「経済界と教育界のコミュニケーションを促進するため」に実施しています。
次世代を支える子ども達の教育に携わる現役の先生に、「ものづくり」のダイナミックさや、それを支える技術力、またサスティナブルな社会の構築に向けた大成建設のCSRや環境問題への取り組みを体験することで、建設業に対する理解と関心を深め、さらにはこの研修で得た体験を、授業を通して子どもたちに伝え、学校教育に生かしてもらうことが目的です。
今回は、西新宿八丁目成子地区第一種市街地再開発事業作業所、中央環状品川線シールドトンネル工事作業所の現場見学や、当社の誇る建設技術を研究・開発している技術センター(横浜市)の研究施設の見学、また本社でCSRや環境活動に関する講話を受けていただきました。多くの先生方から「感動した。」「建設業に対するイメージが変わった。」という声も多くいただきました。
研修に参加した先生の声
- 見学先では、御社の「TAISEI QUALITY」の黄色いポスターをみかけた。そこに書いてある言葉に感動し、この会社は一つひとつを大事にしている姿勢が感じられた。
- 現場で働く人々の「いきいきしている姿」に感動した。
- 会社としての組織の大きさを感じた。あきらめが早く、捨てるのが早い、また視野が狭い子どもたちに、全体を立体的にとらえて、仕事を進めていくことの大切さを伝えていきたいと思った。
- 同じくらいキャリアを持つ、若手社員の方々と交流することができ良かった。お互い、共通の問題を抱えていることがわかった。
- 学校も民間企業の仕組みや情報をおおいに活用していきたい。
日頃見ることのない現場見学をして、「本物」をみることの大切さを感じた。たくさんの時間を費やして制作していく建造物を見た体験は、とても貴重。中・高校の生徒も実際にみて「本物」を体験してもらいたい。 - チームワークの大切さを強く感じた。人との輪を更に大事にしていくことを生徒に伝え、人間的成長につながる指導をしていきたい。