サステナビリティの実現に向けた大成建設グループの企業の社会的責任(CSR) 大成建設グループは「人がいきいきとする環境を創造する」というグループ理念のもと、安心、安全な街づくりに邁進するとともに、社会的課題の解決に誠実に向き合い、持続可能な社会づくりに貢献していきます。

ISO 6.2.3 組織統治
GRI G4-14、G4-15、G4-20、G4-21、G4-56、DMA
大成建設グループのCSR
ISO 6.2.3 組織統治
GRI G4-2、G4-14、G4-15、G4-19、G4-20、G4-21、G4-34、G4-35、G4-36、G4-37、G4-42、G4-43、G4-45、G4-46、
G4-48、G4-49、G4-56、DMA

グループ共有の理念・価値観の共有のために

大成建設グループでは、2010年にグループ理念体系を再構築しました。全役職員が「大成スピリット」を共有し、"行動指針系"のグループ行動指針・個別方針と、"経営計画系"である長期ビジョン・中期経営計画に基づいて企業活動を行っています。社会的課題の解決より、ステークホルダーに新たな価値を提供することで、社会の持続的発展に貢献していきます。

KPI(重要業績評価指標)の見直し

2011年度に、中期経営計画などの"経営計画系"と、グループ行動指針などの"行動指針系"の両方から抽出された「CSR課題」と「KPI」を特定し、P-DC-Aサイクルの運用を通じて、改善を図っています。
2016年度は、グローバルな社会環境の変化、事業活動の変化に基づき、KPI項目の一部見直しを実施しました。

KPIのPDCA

重要性の要素(マテリアリティ)の選定プロセス

大成建設は、SDGsやISO26000を参考に設定した「CSR課題」と「KPI」を、「ステークホルダーにとっての重要性」と「大成建設の経営に影響を及ぼす重要性」の2つの視点から評価し、重要性の要素を選定しました。
今後は、有識者の方々からいただいた持続可能な社会づくりに向けたご意見を基に、重要性の要素の優先順位付けを行い、関係各部門と連携し、重要性の要素をより明確化を行っていきます。

CSR推進体制

大成建設のCSR委員会(取締役・執行役員5名)では、CSR活動に関する審議や、取り組み状況の把握などを実施しています。
CSR推進室は、CSRに関する教育・指導、各部門・グループ会社などとの意見交換を実施し、CSR活動を推進しています。

CSR推進体制図

1 社長室、安全本部、建築本部、土木本部、調達本部で構成

2 大成建設の基幹協力会社組織

ISO 6.2.3 組織統治
GRI G4-2、G4-14、G4-15、G4-20、G4-21、G4-45、G4-46、G4-56、DMA

ISO26000とCSR活動

大成建設グループは、組織の社会的責任に関する国際規格であるISO26000を参照し、CSRマネジメントを実施しています。"行動指針系"と"経営計画系"を一体的に推進し、事業を通じた社会の持続的な発展と企業価値の向上を目指します。

ガバナンス報告

1. 組織統治

"行動指針系"基本的な考え方 - 行動指針①-⑭

社会からの信頼を確かなものとし、同時に企業として持続的に発展するため、経営における意思決定を迅速かつ的確・公正・透明なものにすることを、コーポレート・ガバナンスの基本的な考え方としています。

"経営計画系"中期経営計画(2015−2017)・経営課題
  • 経営基盤の進化
    次世代に向けたコーポレート・ガバナンスの確立

2. 公正な事業慣行

"行動指針系"基本的な考え方 - 行動指針⑨⑫‒⑭

企業倫理・コンプライアンスの確立こそ経営の根幹であると認識し、グループ行動指針や各個別方針において、その方針を明確にするとともに、役職員一人ひとりの自覚を促すさまざまな施策を実施しています。

"経営計画系"中期経営計画(2015−2017)・経営課題
  • 経営基盤の進化
    次世代に向けたコーポレート・ガバナンスの確立

社会報告

3. 消費者課題

"行動指針系"基本的な考え方 - 行動指針④-⑦

事業を通じて社会に貢献し、企業として持続的に発展することを目指すため、お客さまや社会に、品質の確保、質の高いサービスおよび社会的課題の解決に向けた技術を提供していきます。

"経営計画系"中期経営計画(2015−2017)・経営課題
  • 社会基盤整備への積極的な貢献
    国民の安全・安心・利便性のための主要インフラ整備への参画
    電力安定供給のためのプロジェクトへの参画
  • 次世代技術開発の推進
    地震対応技術の高度化
  • グループ力の向上
    都市住宅再生や、インフラの新リニューアル技術の開発などに向けたグループ内連携の強化

4. コミュニティ参画・開発

"行動指針系"基本的な考え方 - 行動指針⑧⑪

地域社会との良好な関係を構築し、良き企業市民として社会との対話と協調を図るとともに、社会の発展に貢献するよう努めます。

"経営計画系"中期経営計画(2015−2017)・経営課題
  • 社会基盤整備への積極的な貢献
    震災復興事業への積極的な貢献
  • 注力分野での次世代ビジネスモデルの確立
    大規模再開発案件などにおけるスマートコミュニティの導入促進

5. 人権

"行動指針系"基本的な考え方 - 行動指針①‒③

風通しのよい企業風土の形成、基本的人権・多様性の尊重を掲げています。人種、宗教、性別、国籍、社会的身分、障がいの有無、性的指向などによる差別を許さないこと、海外事業においては現地の法令を遵守し、文化や慣習を尊重することを基本方針としています。

"経営計画系"中期経営計画(2015−2017)・経営課題
  • 経営基盤の進化
    「女性・外国人・高齢者」の一層の活躍を支援するダイバーシティ経営の推進 人材の育成と強化

6. 労働慣行

"行動指針系"基本的な考え方 - 行動指針①‒③

「すべての労働災害は防ぐことができる」が大成建設グループの安全衛生方針の基本的な考え方です。「安全第一主義」を掲げ、働く人々が安心できる安全衛生環境の向上と整備に努めています。

"経営計画系"中期経営計画(2015−2017)・経営課題
  • 国内建設事業の強化
    施工能力の向上
    安全管理体制の強化
  • 経営基盤の進化
    ICTの活用

環境報告

7. 環境

"行動指針系"基本的な考え方 - 行動指針⑩

環境配慮型社会の形成を目指し「環境方針」を制定しています。目標や施策を定めて活動し、「環境の保全と創造」に努め「先駆的な環境事業」を推進していきます。

"経営計画系"中期経営計画(2015−2017)・経営課題
  • 社会基盤整備への積極的な貢献
    震災復興事業への積極的な貢献
  • 次世代技術開発の推進
    環境・スマートコミュニティ関連技術の高度化
  • 注力分野での次世代ビジネスモデルの確立
    生物多様性オフセットマネジメント提案の強化
ISO 6.2.3 組織統治
GRI G4-2、G4-20、G4-21、G4-45、G4-46、EC1、EN15、EN16、EN17、EN27、EN33、LA1、LA3、LA6、LA9、LA15、HR9、HR11、SO4、SO10、PR5、PR8

大成建設の課題・目標とKPI

ESGG:ガバナンス報告

ISO260001. 組織統治

(年度)

大成建設のCSR課題 KPI 2014 2015 2016実績/目標 2017目標
コーポレートガバナンスの確立 グループ理念体系研修受講率(%) 87.9 94.1 96.3/100 100
リスクマネジメント 大規模災害対策訓練参加率(%) 100 100 100/100 100

ISO260002. 公正な事業慣行

(年度)

大成建設のCSR課題 KPI 2014 2015 2016実績/目標 2017目標
コンプライアンスの推進 コンプライアンス研修受講率(%) 92.3 90.8 100/100 100
知的財産の保全と管理・活用 知的財産権に関する研修数(回) 32 30 22/30 20
情報セキュリティ対策 情報セキュリティ全社教育実施回数*1(回) 19 26 16/15 14
重大なセキュリティ事故件数*2(件) 0 4 0/0 0
CSR調達の推進 CSR活動アンケート実施会社平均実施率(%) - - 62.6/70.0 70.0

1、2は主要グループ8社の合計値

ESGS:社会報告

ISO260003. 消費者課題

(年度)

大成建設のCSR課題 KPI 2014 2015 2016実績/目標 2017目標
品質の確保と向上 お客さま満足度(土木)(%) - - 80/100 100
お客さま満足度(建築)(%) - - 90/100 100
社会的課題の解決に向けた技術の権利化 特許出願件数(件) 297 307 304/290 250
特許権利登録件数(件) 249 192 232/200 200
社会的課題の解決に向けた技術開発・提供 技術開発、適用PJメディア発表件数(件) 61 58 59/70 70

ISO260004. コミュニティ参画・開発

(年度)

大成建設のCSR課題 KPI 2014 2015 2016実績/目標 2017目標
地域社会への貢献 社会貢献活動支出金額(百万円) - - 653/1,266 1,100

ISO260005. 人権

(年度)

大成建設のCSR課題 KPI 2014 2015 2016実績/目標 2017目標
人権と多様性の尊重 人権研修受講率(%) 100 93.8 93.8/100 100
障がい者雇用率(%) 2.07 2.08 2.05/2.00 2.00
女性管理職者数(名) 39 53 62/53 70
女性技術者数(名) - - 584/578 610

ISO260006. 労働慣行

(年度)

大成建設のCSR課題 KPI 2014 2015 2016実績/目標 2017目標
働きやすい職場づくり 入社3年離職率*3(%) 6.90 4.00 5.0/- 4.5以下
有給休暇取得率(%) 32.4 34.6 37.3/35.0 40.0
1か月あたり平均残業時間数(時間) - - 38.4/35.0 35.0
育児休業復職率(%) 93.8 100 100/95 95
男性の育児休業取得率(%) - - 42.9/100 100
人材能力開発に向けて 一人あたり研修時間(時間) 43.8 44.6 44.7/43.0 43.0
労働安全管理体制の徹底 死亡災害件数(件) 4 2 1/0 0

3 新卒総合職、専任職の入社3年以内に退職した割合

ESGE:環境報告

ISO260007. 環境

(年度)

大成建設のCSR課題 KPI 2014 2015 2016実績/目標 2017目標
気候変動への対応 建物運用段階のCO2予測排出量削減率
(1990年度比)(%)
37.5 41.7 38.9/35以上 37以上
施工段階のCO2排出量削減率
(1990年度比)(%)
56.8 52.7 51.9/45以上 47以上
持続可能な資源利用 建設廃棄物の最終処分率(%) 4.8 4.7 3.5/4.0以下 4.0以下
生物多様性保全 生物多様性技術の提案と展開件数(件) - - - 30以上
環境リスクの低減 環境事故件数(件) - - - 0
電子マニフェスト普及率向上(%) 91.6 93.9 94.7/90以上 -
サプライチェーンの環境負荷低減 グリーン調達率(%) 36.1 28.7 30.8/30以上 -
技術開発の推進 環境関連技術の研究・開発メディア発表(件) 41 39 30/20以上 20以上
総合的活動の実施 ZEB提案件数(件) - - - 10以上

グループ会社の課題・目標とKPI

大成ロテック(株)

大成有楽不動産(株)

大成ユーレック(株)

大成設備(株)

大成建設ハウジング(株)

成和リニューアルワークス(株)

1 度数率は2015年1月~2016年12月までの数字で集計

2 2016年度までは基準年度を2013年度とし、2017年度以降は基準年度を2015年度とする